KATOカプラー伸縮車にTOMIXアーノルドカプラー車を連結2006年10月12日 21:38

買ったばかりのE531系の連結器は、全車KATOカプラー伸縮密連形(ボディマウント)が奢られています。一方、これより10年前以上昔の製品であるサロE217(トミーテック)改造のサロE531の連結器は、従来通りのアーノルドカプラーであり、そのままでは連結できません。連結器はデリケートな部分でありあまり弄りたくないのですが、両者を連結させるためには何らかの改造が必要となります。

近い将来、ちゃんとした製品のサロE531が出ることが予想されるため、出来ることならE531系には改造のメス(正確にはカッター)は入れたくありません。よって、サロE217の連結廻りを改造します。しかし。

E531系についているKATOカプラー伸縮密連形(ボディマウント)、これは最近出た製品であり、非対応製品に後付改造をするためのパーツもノウハウもあまり出回っていません。悩む事数日。試しに買い置きしてあった従来品のKATOカプラー密連型を出して、E531系の連結器にあてがってみると・・・

なんということでしょう。

連結器同士がピッタリ密着。両者は互いに連結はできるみたいです。そこで、サロE531の連結器を無理やり従来品のKATOカプラー密連型に換装することにしました。トミーテックの車両のカプラー廻りは関水金属のそれとは構造がだいぶ違うため、連結器をきちんと納めるのには若干の不安があるのですが。

台車端の連結器根元を覆っているカバーの金属製のフタをこじ開け、中のスプリングとアーノルドカプラーを外し(後で復元する場合にそなえて大事に保管)、連結器カバーの中にあるプラ製突起2ヶ所をカッターで削り落とします。

組み立てた従来品KATOカプラーを連結器カバーに納め、最後に金属製のフタを閉めます。

懸念していた高さ関係の問題もなく、しっかりと連結します。何となくカーブもイケそう。しかし形は同じものの根元部分の挙動が違う連結器同士をつなげて、脱線・分離がなくスムースに走るか・・・それは試運転と調整を繰り返してみないと何ともいえません。