大きい模型を始める理由2007年06月19日 20:50

列車を再現

今回、自分はHOゲージの模型を買うにあたって、日本ではあまり馴染みのない欧州型の、それも普通列車主体のマイナーな機関車を購入したのには、いくつか理由があります。

  • 仲間内でHOゲージを走らせているのを見かけ、「HOゲージの線路幅で遊べる模型をできるだけ安価で欲しい」と思ったこと。
  • 日本型はNゲージで低廉な製品が多数出ているのに対し、欧州型はNゲージもHOゲージも値段が大きく変わらないこと。
  • Nの改造の参考とするため買った客車が欧州型カプラーで、日本型と連結できなかったこと。
  • 自宅でHOゲージを走らせるには短い編成でなければ無理で、短編成の列車を牽かせて似合う機関車が欲しかったこと。
  • 特急/急行といった優等列車より、むしろ近郊/普通列車に興味を持っていたこと。
  • ちょうど10年前にドイツに行った時、東ドイツ製の143型電気機関車が、普通列車の主役としてドイツ中を走り回っており、直線主体のクリーンかつ質実剛健なデザインが気に入ったこと。

決め手は、ドイツ南西部のFreiburg(フライブルグ)から出るHoellental-Bahn(地獄谷線。横川〜軽井沢間に匹敵する急勾配の路線)でこの機関車が牽く列車に乗った経験もあって思い入れが特に深かったことです。

これから、中古品で痛んでいるところの修理とパーツ取り付けを行います。