ドイツ型客車の加工-062007年10月01日 22:23

夜寝る時も寒くなってきて、めっきり秋めいてきました。水色が背景のデザインも少し季節外れになってきたようですので、アサブロで選べる背景のなかから本ブログのテーマに合致して季節感がするものをチョイス。

・・・どう見ても三十男の作るブログには見えません。明らかにやり過ぎです。


さて、工作が面倒くさいと思いつつ長らく放置していたドイツ型の客車ですが、以前作っていた時の感覚を取り戻すこと、工作方法の検討も兼ねて、とりあえず1両作ってみることにしました。まずは一番面倒臭い窓の表現。

ランナーをライターであぶって作ったランナー引伸線のうち、直径0.3ミリ程度の太さになったところを使って、窓の中桟を付けてゆきます。中桟を付ける窓は実車の写真を参考に、片側は車端部の小窓(トイレ部)のみに、もう片方は車両中央部の大窓(通路部)に1〜2個の間隔を空けた窓としました。

窓の比較的奥まった位置に、上下方向ではちょうど窓の大きさの半分となる上端から2.5mmの位置に引伸線を当て、プラ接着剤を流して固めた後、現物合わせで窓の長さに切り、反対側も同様にプラ接着剤を流して固定します。

結構神経を使う疲れる作業で、1日に出来る数はあまり多くないです。

京商ダイキャストバス2007年10月02日 20:28

盛り上がるプロ野球のクライマックス、にも関わらず当たり前のようにかかっていたテレビ中継がありません。時代の移ろいを感じています。


先月か先々月に、一瞬だけ各地のコンビニで売られた京商ダイキャストバス。この度友人から岩手県交通BU04を譲ってもらいましたので、トミーテックバスコレクションの岩手県交通BU04と並べてみます。

バスコレクションとは違って前の客室扉が大きい(実車は昭和53年頃製造車を境に変更)点や2個目の窓が小さい(真下に大きなクーラーが載っており、冷房用のダクトが縦に走っている)点がきっちり再現されている点は非常に評価できるのですが、前面窓と雨樋が・・・。

BUの後継者として投入されたCLM型(写真上下とも手前)にむしろ似ている雰囲気ですので、並べて楽しむことにします。

貨車の増備2007年10月03日 20:01

最近のNゲージの鉄道模型は、車番が被らないように製品化の計画が行われるようになったり、車番は印刷されていない代わりにインレタが付いていたり、同じ車両を並べた時に不自然にならないようになっております。

貨車も、昔は車番を1文字だけ消したり1文字だけ数字を書き換えたりしていました。で、再生産になって車番が代わると1両だけ買って、の繰り返しで・・・。

今でも、貨車の再生産がかかると1両だけ買うようにしております。今回は海上コンテナ専用貨車のコキ200を1両だけ・・。

ホキ800増備2007年10月04日 20:48

今週は毎日更新、それも午後8時頃の極めて早い時間での更新が続いております。というのは今週いっぱい自分の勤務先では「残業禁止」とされており、特別な事情がない限り17時で勤務先を追い出されるためです。

それから、自宅近くの公園をジョギングし、風呂に入って食事をとって、更新するのがだいたいこの時間・・・


貨車を買ったついでに、ホキ800型貨車(トミーテック)を購入しました。この貨車は鉄道のバラスト(線路の下の砂利)を運搬するために製造されたもので、デッキは作業のために広くとられており、またデッキから直接ホッパを操作してバラストを線路上に落とせるようになっております。そんな車両ですので、JRの民営化にあたっては貨物会社ではなく旅客会社に引き継がれております。

模型は、完成品といえどもブレーキシリンダー・車番・ホッパ操作用ハンドルなどが別パーツになっており(写真上)、購入した人自らが付けるようになっております。

特に、ホッパ操作用ハンドルは細かいうえに軟質プラを使用しているため所定の位置への取付・固定は「キットを組む」のと同等かそれ以上に難しいです。

所定のパーツを付けた後、昨日の工作で余ったコキ200用の後部反射板を固定します。

この後部反射板は板の縁が成型色(赤)のままですが、固定前にエナメル系塗料のシルバーで縁を軽く塗装すると、なかなかイイ感じです(写真下)。

セメント貨車をちょっと弄る2007年10月05日 19:46

先日も書きましたが、ちょっと昔の鉄道模型は、同じ車両には同じ車番が付けられており、そのまま並べるとどうも興ざめしてしまいます。

その対策として、自分は車番の一部を塗りつぶしたりして加工しております。今回取り上げるタキ1900(三菱鉱業セメント)の場合、もとの車番「タキ101933」の上2桁を削って「タキ1933」としておりますが、番号は製造開始間もないころの若番車になりましたが、台車は近代的なコイルバネ台車のままですので、どうも見ていて違和感がします。

思案した結果、今年冬に買ったタキ12200(小野田セメント)と台車(こちらはより古めかしい板バネ台車)を振り替えることいしました。タキ1900はトミー製、一方のタキ12200は河合商会製とメーカーが異なるのですが、もとを辿れば香港製貨車の一団ですので、台車の交換はあっという間に終わります。

こんな感じでわずかに雰囲気が変わったのですが・・・・製品の製造時期の違いからか、全体的なシルエットは同じものの手すりの太さの違いが意外と目立ちます。