夏の思い出〜西武池袋ターミナル〜2008年07月17日 00:09

もうすぐ嬉しい嬉しい夏休みです。

自分にとって夏の思い出といえば、東京都内の親戚宅に泊まりに行き、親戚のお世話になりながら好きな電車にいっぱい乗ったことを思い出します。

当時はまだ児童・生徒の管理が今よりも厳しい時代で、自分のいた小学校では学区外に一人で出掛けることが禁じられていましたが、普段は規則に厳しい親もこの時ばかりは一人での学区外外出を認めるよう学校と交渉してくれました。

親戚が固まって住んでいるのが東京都清瀬市。そこまで行くのには西武池袋線を使っていました。この西武池袋のターミナルは今も鮮烈に覚えています。デパートが上に乗った駅構内は地下鉄のようでまず驚き。しかしながら駅構内はタイル張りされたホームを含めベージュ系の明るい色で統一されていることに感心し、行き止まりになっているホームを挟んで乗車ホームと降車ホームが別になっている(ホームの案内も緑色と黄色で使い分けられている!)機能的な造りに目を奪われました(写真上半分)。

当時はまだ辛うじで本線にも赤電が残っていた時代であり(かぶりついていた時1度すれ違ったのを鮮烈に覚えている)、ターミナルに出入りする電車は当時最新型であった、眼の細い「広岡顔」な新101系・3000系以外は入れ替わってしまいました(写真下)。

しかしながらが、構内は今でも25年前に見たままのものが多く残っており、それでいて今見ても時代遅れ感のないモダンな雰囲気を保っています(掲載の写真はいずれも今年撮影したもの)。このことから、当時の造りがいかに優れたものであったか、判って頂けると思います。