東武300002008年09月17日 22:58

グリーンマックスから、東武30000系完成品の製品化が発表になりました。

どうも個人的にはグリーンマックスの完成品というと、他社に比べ値頃感が少なく、完成品志向の強い現在では大きく損をしているような気がします(組立キットになると無敵を通り越してネ申になるのですが)。

「値頃感の少ない」原因を考えてみますと、競合他社にほぼ匹敵するディティールを誇りながらパーツ共用・動力性能・表現差でわずかに差がつく点、競合他社より高めの価格設定にも関わらず長編成で映える私鉄電車の製品が多い点などが考えられます。

で、今回の東武30000系の製品化ですが・・・。京浜急行2100みたく競合他社に被られる可能性は捨てられませんが、発表と同時に予約を入れました。

実車は、東武本線〜地下鉄半蔵門線〜東急田園都市線の直通用に150両が製造され、半蔵門線直通運用に充当されていましたが、現在では半分以上の編成が地上線用に転用されています。

地上線用に転用された車両は現在では本線浅草口で使用されていますが、写真に示す31413Fなどは半蔵門線直通を解除された後、東武末端の宇都宮線に閉じ込められ、当時の廃車対象であった5050系と並んで使用されていました。自分もその当時宇都宮線で実車を見た時には、思わず唖然としました。

で、今回はキット組み立ての3070系・5050系と並べて宇都宮線を再現できるよう、4両セットを予約。10両揃えると定価で4万円を越える高額商品ですが、宇都宮線で無聊をかこっていた実車への思い入れと値段とを比較して予約しました。後悔はしていません。