KY2008年12月05日 02:44

JR東日本郡山総合車両センター(2007年春撮影)

危険予知ですね。正直「あれ?」と思っても、「自分の感じた違和感が間違ったらどうしよう」と躊躇してしまう事があります。


それもありますが、「場の空気」方のKY。こんな話を、3年間鉄道模型に絡む事のみを綴ってきたこのブログで持ち出すこと自体、十分「KY」だとは思います。しかし、時には場の空気を乱す行動も、特に現状を善しとせず新しい境地を開きたい時などには必要だと思います。

もともと仲間内の雰囲気に合わない人の問題を指摘する隠語として「空気読めない」の頭文字を取ってKYと言い出したのがきっかけだったように思います。それが数年前から、いままで言葉で表現されて来なかった「日本社会の特質の1つ」を、的確に表現する言葉として、肯定的にも否定的にも使われ始めた、私はそんな風に理解をしています。

確かに、あるシチュエーション(相手を思い遣る必要があるような場合)は、相手が発する言葉以外にも、相手が発する雰囲気とか空気とかを読み取り、それを思い遣って、自分の思考を一度チェックした上で発言なり行動なりをした方がいい事もあります。

しかし、別のシチュエーション(相手に遠慮してはいけない場合)でも、このような「思い遣り」を求めるケースが日頃暮らしていて非常に多くあるように思います。そのような「思い遣り」の結果、相手に遠慮せず指摘するべき事を指摘できず、悪い結果を導いてしまう。

日頃暮らしていて、そんな風に感じた事はありませんか?


  1. 本当は、自分の中では「KY=空気ではなくKY=顔色」と解釈し直すと新境地が開けるような事を書きたかったのですが、筋道立てたつもりで考えてみたら、上記のような結論になってしまいました。
  2. 全然関係なさそうな写真をアップしましたが、これも「KY」です(JR東日本郡山総合車両センター。工場の点検記録等では「KY」と呼ばれている)。