蘇る東陽バス(沖繩)の730車2009年10月13日 20:02

レストアされた東陽バス日野RE

沖繩に旅行に行っていた友人から嬉しいニュースが来ました。送られてきた写メのブログ転載にOKが出たので紹介します。
沖縄県の東陽バスが、最後まで残っていた昭和53年式のバス(日野RE)を、現地ディーラーの協力を得てレストアして運用し始めました(沖22か906)。

この車両は、沖繩で昭和53年に行われた交通方法変更(7月30日にアメリカ統治時代の右側通行から本土と同じ左側通行)に合わせ、バス会社4社に大量投入された車両のうち1台です。同じ年式の車ですと、やはり同じ沖繩バスに三菱の730車(バスコレにもなった沖22か10-64)が残っています。

古いバスといえば、昭和30〜40年代まで作られていた「ボンネットバス」がすぐ思い浮かびますが、それ以降のバスですと15年以上のブランクを経た昭和50年代末に作られた車両が最後の活躍をしているくらいで、その間(昭和40〜50年代)のバスはほとんど乗れる状態で残っていないのが現状です。そんな中、沖繩のこの2台は大変貴重な存在、いつまでも走り続けることを願いたいです。