「鉄道ファン」の危険な行動2010年05月09日 08:14

窓が開く列車で注意すべき事

※本文と写真は関係ありません。

書きたいことはいろいろありますが、ちょっと優先して書いておくべきことがありますので、この記事を先にエントリーします。

ある日、ある風光明媚な路線を走る列車に乗っていた時のことです。
この路線には、明治時代に外国の技術で作られた高い鉄橋があり、車内からの見晴らしが良く観光客からも人気があります。さらに、間もなくその鉄橋の架替が行われることから、昨今は特に鉄道ファンの注目を浴びています。

で、この路線の普通列車に乗っていたところ、どうも騒々しい。見たら2両編成の列車の後部の方で、旅行会社のバッジをつけた年配の乗客が男女十数名、車内からの見晴らしを窓を開けて堪能している。それだけならいいのだが、開けた窓から手とか顔とかカメラとかを出し始めている・・・。この鉄橋を渡ったすぐに狭いトンネルに入るのに。危ない。

もし本当に大きく出し過ぎていて危険なようなら、車内の非常ボタンを押す(ワンマン列車なので車掌を呼べない)等しないといけないか?と思っているうちに、団体客は観光地の駅で降りて行きました。

昨今、こんなところでも論評の材料になる等、鉄道ファンのマナーが問題になっていますが、どうも「鉄道ファン」だけの問題ではないようです。
いやむしろ「それは鉄道オタクのやってる事だから、ただ旅行しているだけの自分は関係ない」と思っている人が、悪質なファンと同じ不安全な行動をしている。その現状を目の当たりにしてほんとうにガックリ来ました。
あと2ヶ月、無事故でこの路線にとって転機となる鉄橋の架替を迎えられるのか、心配になってきました。

鉄道ファンもそうでない人も、自分のやっている事を「安全」という視線で、一度振り返っていただければと思います。

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