沖縄に行っています(その2)慶良間諸島の海2010年07月30日 05:59

沖縄出身の同僚から、「沖縄行くんだったら慶良間諸島の海で泳いで来い。人生観変わるぞ」と言われました。旅程の都合で慶良間諸島へ行くのは叶いませんでしたが、代わりに慶良間諸島付近の海で行う体験ダイビングのツアーに参加してきました。

雨の沖縄
29日朝、沖縄はゲリラ豪雨でした。ツアー自体も行われるか不安になりましたが、予定通り実施とのことで那覇市近郊の漁港に向かい、ダイビングショップのボート(20~30人くらいは乗れる結構大きな船)に乗り換えます。
慶良間諸島近海までは約1時間。近くに低気圧があり波は比較的高め。何度も波の間をジャンプしたり、結構厳しい行程でした。乗船前に酔い止めを服用していたのですが、それでも脂汗がジットリ出てきます。

慶良間諸島に到着
波が穏やかになったころ、慶良間諸島近海に到着。海は鉛色ですが、スクリューで掻いた跡の部分のみは鮮やかな青緑色をしています。
免許を持つファンダイビングの参加者を先に海に送り出してから、機材の説明と船から下りて水面に顔をつけて練習。
マウスピースを口にくわえて、足を後ろに投げ出して伏し浮きになった瞬間、目に飛び込んできたのは・・・想像以上に美しい光景で、思わず興奮してしまいました。
5~6メートルくらい下に砂浜と小岩があり、ほんのり鮮やかな青色に染まり、その中を小さな魚が群れをなして泳ぐ・・・景色としてはそれだけなのですが、陸上より暖かい水の中で、呼吸の心配をせずプカプカ浮いている状態で見ると、写真とかで見慣れたのとはまったく違って見えます。

途中、自分と一緒になって泳いでいる魚とかエビとかヒトデいろいろな生き物を見せてもらいます。これはイソギンチャクとクマノミでしょうか?思ったよりも小さいです。

インストラクター氏と一緒に
インストラクター氏に手取り足取りで潜行し海の中を進んでいきます。地形は陸上で見るよりもダイナミック。曇り空のため海の色は青緑色ですが、実際は写真で見るよりも鮮やかです。
全身を海に委ね、いろいろなものに急かされることなく、マイペースで進んでいく「異世界」。一晩たったいま思い出しても、筆舌に尽くしがたい、心の中が満たされたような、幸せな気持ちになります。

夕食は昼間の体験ダイビングの経験を反芻しながら、ホルモン焼きをいただきました。