沖繩の観光産業がこの先生きのこるには2010年08月16日 01:39

もう1回だけ沖繩について。

ネットも無く親のテレビにつき合うのも苦痛な実家で過ごすお盆休み、「ひたすら歩いた 沖繩みちばた紀行(カベルナリア吉田)」をずっと読んで時間を潰しました。この本は、先日の沖繩旅行の際に友人が予め読んで「予習」してきたもので、自分も旅先でチラと見てみて面白いと思い、古本を買ったものです。
メジャーな観光地は一切出てこず、沖繩の地域・そこに住む人々を訪ねて歩き、その様子を纏めた本です。読んでみて、見せかけのトロピカルではない、体臭の匂い立つ「素顔のオキナワ」の片鱗を見たような気がし、沖繩への興味を一層掻き立てられました。結局、盆休みで一冊を通読。
沖繩みちばた紀行j

やばい、もう一度沖繩逝きたい。多分、MP117とRE101が健在の限り最低もう1回は渡沖するでしょう(自爆)

閑話休題、観光地としての沖繩の凋落が起きているらしいです。
J-CASTニュースによれば、2009年に沖繩を訪れた観光客は、前年度比4.1%減、観光収入が前年度比12.1%減と、沖繩県の重要な産業であろう観光業での不振が伝えられています。そんな中で沖繩観光をした「当事者」である自分も、このニュースにちょっと興味を惹かれ、考えてみました。
考える材料として、今回の旅行の概算会計を晒してみます。
沖繩旅行概算会計

リゾートホテルに泊まって散財した訳でもなし(初日はカプセル、2日目はビジネス、3日目は民宿、最終日だけは贅沢してザ・ナハテラスのトリプルに泊まりました)そんなにお金を使った記憶は無いのですが・・・ざっと12万円。
旅行中気が大きくなって散財する(今回も、サンダルとか電気機器とか予め用意できたものを、「買い忘れた」とか「あれば便利」とか、地場のスーパーで結構買い込みました)ことを差し引いても、結構高額です。
ただ、これ以上のコスト縮減を行おうとしても、自分の趣味嗜好に直結するため減らせない費目が多く、「何度も通う」のは正直難しいです。

Jカスの記事を丁寧に読んでみると、沖繩観光業の問題としては、訪れた観光客数に対し観光収入がより多く落ちている事(観光客そのものの減よりも1人あたり観光客の支出額の減の方がより深刻)、宿泊特化型ホテル(5.9%減)よりもリゾートホテルの売り上げ(13.8%減)の方がより大きい事に注目しております。
つまり、地に足を着けて「リーズナブルに沖繩を楽しむ」観光客(リピーターを多く含む)よりも、「リゾートとして沖繩を選ぶ」観光客の方が、より深刻な事態に陥っているのではないかと思います。。。

  /_~,,..::: ~"'ヽ
 (,,"ヾ  ii /^',)
    :i    i"
    | (,,゚Д゚) <じゃあ沖繩の観光産業がこの先生きのこるには・・・
    |(ノ  |)   
    |    |
    ヽ _ノ
     U"U

昨今の日本国内から来る観光客が「ちゅらさん」以降の「バブル」で実力以上の実績が上がっていた気がしてなりません。
そうなれば、やっぱり日本国内だけでなく海外の観光客をより多く取り込むことを考えた方がいいように思えます。
国内から来る「リピーター」はもう逃げないでしょうし、「世界が注目する沖繩!」と今まで無い宣伝文句で銘打てば、沖繩を指名買いしない日本人もより多く「釣れる」と思いますし。

ただそうなると、カベルナリア吉田が愛する「沖繩」が、相対的に磨り減って行くようにも思えるのですが・・・・
そのへんは、まぁ、その…
なんくるなるさ〜。