アキバ変態@週刊ダイヤモンド ― 2010年09月23日 00:21
今週の「週刊ダイヤモンド」は「アキバ特集」。思わず買ってしまいました。
世界から注目を浴びる日本の「名所」として、昔の電気街時代からの独特の「体臭」を漂わせる街として、どうしても目が逝ってしまうのがこの街、秋葉原です。目だけでなく実際通ってますが何か?
この「週刊ダイヤモンド」では・・・「そこには予定調和もない、むき出しの競争が続く。それが変態の原動力となっていく。日本が取り戻さなければならない未来を、秋葉原が先取りしている。」
といった塩梅でカッコよく巻頭言を占めております。中身もそこそこ面白かったです。
例えば、秋葉原に店を構える「有名店」の拘りについてのインタビューとか、何故か「ゲームセンターあらし」の復刻版とか(メイドカフェに興味を持っているあらしとかすごい嫌ですw)、「老舗vs新興」電気街の栄枯盛衰とか、いろいろ楽しめました。
そのうえで感じたのは「やはりこの街は『人は選ぶけど、分かる人は分かる』他には替え難い場所だ」という事。だからこそ、「分からない人でも分かる」家電販売店が叩き合いになるのに対し、「分かる人だけ分かる」老舗パーツ屋が生き残っているのではないかと思います。
そういう意味で、「内田ビル」がこの本で紹介されなかったのは、我儘を言えば幸いだと思います。分かる人だけ分かれば、それだけで良い。
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