行楽の秋です。
天気も落ち着いてきたので、今年冬の模型競作の取材も兼ねて、あまりお金をかけずに遠くに行く予定を立てていました。
ところが、土日は大雨・・・モチベーションが完全に無くなり、予約していたもの全てをキャンセル。ガックリ来て今度の3連休は家に籠ることにしました。
で、今日日曜日。起きてみたら快晴。一旦キャンセルした旅行ですが、我慢しないで出掛けた方が気持ちの面で良かったので、頑張って出掛けることにしました。安定していないというか、心変わり速すぎです。
今回の旅の出発は京王高速バスターミナル。高速バス自体は
茨城在住時代によく使っていましたが、民鉄が由来となる中央道高速バスは今回が初めてです。
ここから、中央道・松本・安房峠を抜け、飛騨高山を目指します。午後2時半に新宿発で、高山到着が夜の8時。その筋の人には有名な「新宮特急」にも匹敵する、延々5時間半の長旅です。
道路の渋滞に左右される高速バスでの移動(今回は4列座席の普通の高速バス)は、渋滞とか車内混雑とか運が悪ければ「苦行」になるリスクがあります。少し躊躇しましたが、3連休2日目の午後早い便だったら、道路もバスも大丈夫だろう・・・その読みは大当たり、渋滞は無く、隣の席も空いており、広々使う事ができました。座席も足置きがあるゆったり仕様です。
バス車内では後部方の席があてがわれました。バスは旧型の三菱製、力強いV8サウンドを楽しめると思いましたが、最近主流の直列エンジンみたいです。
中央道は、谷筋に沿って川・鉄道・道路が絡み合いながら信州を目指します。ほろ酔い状態で眺める高速道路の車窓もなかなかいいものです。
諏訪湖PAで休憩した後、松本で高速を降り、1時間。
外は暗くなっており分かりにくかったですが、ずいぶんと山道を登ってきた模様です。特に峠越えを意識する事なく
安房トンネルを抜けて岐阜県入り。午後8時を少し前にして、本当に高山に着いてしまいました。
自分の場合、鉄道路線図で日本の地理を認識していることもあり、最初に岐阜とか富山を廻って、それから高山入り・・・高山ってずいぶん遠いところのイメージがあったので、高山のホテルに着いて記事を書いている今でも、いまいち信じられません。
(10/16加筆修正)
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