関東鉄道キハ101の工作(1) ― 2010年10月27日 23:42
70系電車の工作とあわせて、「折角塗装ブースを稼働するんだから・・・ついでに(ニヤリッ )という事で、関東鉄道常総線・単線区間(水海道〜下館)用気動車」の工作も一緒に進めることにしました。
種車は、実車同様のキハ30。ただし実車のキハ101は前面に補強部材が無いので、模型でもこれが表現されていないツートンカラーの製品を使います。
朱色1色の塗装前に、前面の手摺りや使わないジャンパー線等、必要無い部分を削ったり埋めたりします。
その後に、GMカラーの朱色5号を塗装。前面は前照灯が気動車用シールドビームに換装されておりますので、銀河モデルの別売りパーツを使用して再現します。
床下は、連結器まわりの小振りなスカートが追加で付けられています。手持ちの部品で形が似ているものを物色した結果、「東武8000系更新車」のスカートが近いカタチをしていますので、切り出して指やカッターで整形して実車のスカートっぽくします。
あと、屋上はキハ350同様熱交換器が増設されておりますが、これは以前作った「パッチギII!ロケ車」同様の方法で再現しております。
コメント
_ NAL ― 2010年10月28日 05:18
_ クロポ415@泥酔鉄道 ― 2010年10月28日 22:29
>計画によると、新型車両は全部で8両製造されることになっていた
これは・・・
キハ30系由来のキハ100・300のみならず、近代的な外観で一時期常総線のエースだったキハ310・キハ0も安穏としてられないですね。。。
_ NAL ― 2010年10月31日 14:32
残存するキハ350形とキハ100形の合計が10両程度はあったと思います(しかも、保留車として車両基地に留置されっぱなしの車両も別にあります)ので、まずはこちらが淘汰の対象になるものと思います。
関東鉄道では、県や沿線自治体の財政支援を受けて近代化・利便性向上を継続的に行っているところですが、次の段階で「快速の常時運行(日中でも毎時1本)」と「常総北線での増発(現行0日中は:約30分ごと→約20分ごと)」を予定しています。
現状でも結構ギリギリの体制で車両運用をしているようですので、今後を見据えると「もっと稼働車両を増やしたい」ようなので、もしかするとキハ350形・キハ100形についても、状態・程度が良い車両については、まだ淘汰の対象にはならないのかも……。
キハ310形・キハ0形については、事実上同じ形式としてひとくくりになっていると考えて良い状態ですが、もし淘汰が始まるとしたらキハ350形・キハ100形の置き換えが終わった後になるのではないか……と私は見ています。
ただ、気になる点としては、「常総線近代化計画」の資料の中に、「車両の近代化を進め、走行性能に劣る旧型車両を置き換える」というような文言があったことです。
この点だけを見ると、やはりキハ350形・キハ100形は、もうカウントダウン状態に入っているのではないか……とも考えることもできます。
_ クロポ415@泥酔鉄道 ― 2010年11月03日 00:46
>約20分ごと
デカく出ましたね。大手私鉄どころか常磐線以上の頻度ですねこれは。あと、車両についてはいつの間にか40両近くいたキハ300系が激減しており・・・あれ?と思ったのですが、やはりカツカツなんですねぇ。
_ NAL ― 2010年11月03日 07:10
導入時点でかなり「くたびれていた」ので(一説では1両10万円で購入したとか?)、後継となる新型車両の導入が進むにつれて数を減らしてきています。
実際のところ、キハ310形辺りと比べてみても、旧キハ35系の「くたびれっぷり」は相当なもので……。
キハ310形は昭和50年代に車体を新造していますが(下回りは流用ですが)、元キハ35のキハ300形・キハ350形は昭和30年代の製造だったので、その差が如実に表れているのだろうと思います。
_ クロポ415@泥酔鉄道 ― 2010年11月04日 23:46
1両10万円ですか。。。阿武隈鉄道の417系も1両10万円みたいです。
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以前は単線複線の境界線である水海道が運転区分になっていたのですが、TX開業後は守谷直通列車が次第に増えたこともあり、守谷と水海道が区分になっているという言い方ができます。
常総線の活性化計画では、新型車両(おそらく、両運転台のキハ5000形)による旧型車両の置き換えが行われることになっていて、キハ5000形の増備車が製造されれば残存するキハ350形かキハ100形が置き換えの対象になるような気がします。
(計画によると、新型車両は全部で8両製造されることになっていたと思います/昨年度2両導入済み)