旅立つ理由2011年04月28日 01:17

青森発の寝台特急のきっぷ

連休どまんなかで寝台列車の切符が簡単に取れること自体どうよ?と思うのですが。。。
青森に住む友人に会いに行くため、寝台特急「あけぼの」の寝台券を買ってきました。

という事を敢えて記事にしたのは・・・いろいろ思うところがあるためです。
思い出すのも忌まわしい、3月11日の東日本太平洋沖地震(東日本大震災)。以降、東北地方のみならず日本のいろんなところで歯車が廻らなくなっているらしい。
その一因に「自粛ムード」がある。であれば幸いにして震災被害の実害を受けなかった人間が元気に日本経済を廻せばいい。

そう単純に考えていた時期がありました。
しかしながらそう単純に突っ走ればいいというものではなく、日経ビジネスオンラインに掲載された記事(簡単に言うと『「復興のため…」と言い訳して活動するとストレス軽減効果は薄れる)その他をいろいろ見ていると、なんだかそんな単純にも行かなさそうな気持ちになってきます。

といって理屈の通らない「自粛」(いま、私は「被災地救援に支障になる消費、関東地方のピーク時間帯の電力消費量に影響を与える消費は自粛すべき。それ以外は自粛すべからず」と単純に考えています)が進むと日本経済が変調を来たし、復興を支えきれなくなる・・・・

いろいろな考えを咀嚼すればするほど、原単位を探れば探るほど、訳が判らなくなってきます。「売らんかな」な人の意見に振り回されて、裏読みし過ぎて、正直気が滅入ってきます。

今は亡きブルース・リーが作中で遺しました。「考えるな、感じるんだ!」
理屈は関係ない。「東北に住む友人に会いに行きたい。一緒に楽しみたい。」
その一心で連休は旅立ちます。案ずるよりも産むが易し、もう賽は投げました。