京葉線201系試作車編成の工作07-ステッカーで行先表示を表現する2011年12月24日 03:03

ステッカーで行先表示を表現する

メリークリスマス!
昨日も仕事していましたが、土日は休めそうです。

前回更新から1ヶ月以上放置していましたが、屋根の塗装も終わり、細かい部品もついて、ようやくステッカーを使った仕上げ行程にまで辿り着きました。
ステッカーで行先・優先席・その他車両の細かいところを表現して行きますが、悩んだのは「どのステッカーを使いどういう列車に仕上げるか」です。

Nゲージ鉄道模型では、近年は各メーカーの参入もあって、国鉄フォントのスミ丸ゴシックがしっかり再現される等、ステッカーの表現が大幅に向上しています。ただ、ステッカーの紙の厚みがある製品も多く、特にいま作っている201系試作車のように、方向幕が車体凹モールドで表現している場合などは、厚過ぎて使えないケースもあります。

そこで今回は、20年以上前の古い製品ですが、薄いタック紙に印刷されたグリーンマックスの205系キット用ステッカーを使ってみました。このステッカー、過去に数枚買い込んだものの使い道がなく放置していたものですが、思わぬところで役に立ちました。
いまの製品と比べると、方向幕のサイズもフォントも出鱈目ですが、その中でも印刷が比較的まともに近い「快速 蘇我行き」をチョイス。以前作った京葉線103系東京行きと比べても十分楽しめそうです。
方向幕は、幅・高さのアタリをつけ(特に高さ方向は、印刷してある枠線よりかなり小さく、文字にあたるくらいの寸法に切り出します)、四隅を斜めに切って(丸い彫刻刀を上から押し当てると四隅が丸く切り出されるのでなお良い)から、上下左右を切り出すと比較的きれいに切り出せます。

とりあえず前面(京葉線201系投入当初は前面も白地幕だったため、側面用を流用)と試作車3両分の側面を貼ってみました。あと7両。今年もあと7日・・・