H0撤退のおしらせ2012年06月17日 08:04

Nゲージとは比べ物にならない重厚な質感・重量感が魅力で、低価格製品の普及で最近日本でも嗜む人が増えてきたH0。自分も大好きなドイツ型を数量保有していましたが、事情があり手放すことにしました。

仕事が終わった土曜日の夕方、所用で実家に帰ったのにあわせ、今回引き取ってくれる知人への引き渡しを兼ねたさよなら運転を行ってきました。
DR 243-225-0(ROCO)
と言う訳で久々のBR243です。実車は1980年代前半に当時の東ドイツで大量生産された貨客両用の機関車です。これらはドイツ統一にあわせ、(特に軍用列車を主体とする)東ドイツの貨物列車から多くが撤退し、(性能はそこそこながら年式が新しい点が好まれ)旧西ドイツ地域に近距離旅客用として多くが転用され、重用されました。どことなく共産圏っぽい、無愛想ながら実質的な外観が特徴です。

せっかくですので、制御客車を先頭にし、ペンデルツーク風(運転台つき客車が先頭の旅客列車)でさよなら運転。
ペンデルツーク
いろいろ揃えるのが大変でなかなか楽しめませんでしたが、新しい持ち主様のもとで今後も元気に走ってもらいたいものです。