デキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!(荷物電車(異形式凸凹編成))2012年08月12日 12:12

作り掛けの飯田線荷物電車ですが、そろそろ仕上げないと引っ越し等の支障になりますので、仕事に行く前の午前中に組み上げました。

側面の窓ガラスはキット付属の窓セルを切り出して透明ゴム系接着剤(ボンドGクリアー)で貼付。前面はGMストアーで買ってきた「嵌め込み式窓ガラス クモユニ81用)を買ってきましたが、説明書にあるようにテーパー(型抜きしやすいよう付けられた断面)を削らないとちゃんと嵌まってくれません。これは見落としていましたorz

その後、クモニ13の室内にベージュに塗ったプラ板を接着して運転室仕切り板を再現。クモニ83に動力ユニットを嵌め込み、最後にヘッドライトのレンズをゴム系接着剤で止めて・・・・
飯田線の荷物電車
デキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

今年1月のがるばオフで手にしたクモユニ81のキット。本当は6月のあしがらオフに持って行く予定でしたが叶わず、完成が今になってしまいました。
飯田線の新旧凸凹荷物電車
片方は昭和25年に東海道線に投入された「湘南型」80系電車の荷物車クモユニ81をルーツとし、東海道線の近代化で追い出された後も、郵便室を撤去しつつ「旧型国電最後の楽園」と言われた飯田線に流れ着いたクモニ83100(写真上の上・写真下の左)。日本の荷物電車としては前代未聞かつ後にも事例が無い、客車と統一した「湘南顔」の優れたデザインです。
もう片方クモニ13(写真上の下・写真下の右)は、大正時代製の木造電車の車体を載せ代えて作ったもので、まだ「デザイン」の概念が余り無かった時代の車両です。
車体長から前面デザインから側面の造作まで、何から何まで対照的なこの2両が凸凹編成を組み、昭和50年代末まで飯田線で荷物を運んでいました。

凸凹荷物電車
早速レイアウトモジュールに置いて、その凸凹ぶりを堪能。
複線区間ですので、豊橋〜豊川間、といったところでしょうか。

湘南電車と横須賀型電車
もう1枚。
今度は横須賀線の70系電車と合わせてみました。形式や用途こそ近郊用・中距離用の違いがありますが、同時期に同デザインで登場した車両で、塗装も同じ塗り分けですので、編成にしても全く違和感を感じません。
今年のあしがらオフの競作テーマの1つに「異形式併結」があったのですが、実は異形式感ゼロのこの組み合わせを持ち込もうと企んでいました。

実は後年、横須賀線を追い出された70系電車の一部は、群馬と栃木を結ぶ両毛線に転属し、数字や製造時期・機械系の設計は近いものの外観から塗装まで70系電車とは全く異なるクモユニ74と編成を組んでいました。そういう実例があるため、なおさらこの組み合わせが自然に見えるのかもしれません。

【製作記事へのリンク】

横須賀線色の旧型電車
とりあえず工作を完了させて、横須賀色の旧型国電をまとめて箱詰めしました。これだけ揃うとやはり壮観ですね。