無印のペーパーラックシステム2012年09月17日 18:45

無印良品紙管ラックのリニューアル

引っ越してから2週間、100均とニトリと電気屋とをローテーションする週末が続きました。
結構いろんなものを購入し、収納スペースは充実してきましたが、やはりいろいろ買いそろえるのはお金がかかる・・・。

そんな事もあり、引っ越し前から暖めていた「古い家具を大切に末永く使いましょう計画」を発動。対象は、無印良品がかつて生産していた「紙管ラック」で作った棚2種類です。
今でこそニトリとかイケアとか「ファスト家具」ともいうべき安くて良い家具が簡単に買えるようになりましたが、10年以上前に就職した時にはまだそんなものはなく、家具の購入も結構大仕事でした。
そんな中、新入社員時代に「生活パターンに応じて必要な部材を買い足してコスト最小限で改造して使える」、低コストで男子心をくすぐり収納スペースの主役となったのが、写真の「紙管ラック」です。
これは、ラップやトイレットペーパーの心みたいな紙管(製品はもっと強いです)にプラスチックの交差部を組み合わせ、段ボールの収納箱やキャスターを組み合わせて比較的軽量なものを収納するラックシステムを作るものです。紙の素材感が好ましく、永く愛用していましたが、残念ながら現在では生産が終了しており部品も手に入らなくなっています。

この紙管ラック、十年以上使い込んでいるうちに機能面は問題ないのですが、見た目の油染み・水染みが酷くなってきました。そのままだと見窄らしいので、これらを隠してきれいな見た目を取り戻すべく、表面を再塗装しました。

再塗装に使用したのは、前使ってみて良かったアサヒペンのストーン調スプレーのグレーとアースグレー。手触りはザラザラで上質感あるものですが、スプレーの消費が思ったよりも消費が早くてコストが嵩むこと、「ベージュとブラウンのハーモニー(笑)」といった何となく考えていたリビングの配色に合わないことから、ダークブラウンの普通のスプレーを購入、手触りの少ない一部の柱はこれで着色しました。

で、出来たのは写真上のような感じです。
キャスター付きが台所で使うワゴン代わりもになるラック(写真下左)、もう一方は模型工作台用の物置(写真下右)です。遠めに見れば、十年以上前に買ったとは思えないような感じに蘇りました。
贅沢をいうともっと丁寧に仕上げたかったキャスター付きラックはもう少し高さが低い方がいいとか、工作台用ラックももう少しコンパクトに使いたいとかいろいろありますが、もはや生産中止のシロモノで、壊れた部品は「共食い補修」で補っているので、そのあたりは潔く割り切るようにしています。

これで・・・・もう家具・収納は買わなくても大丈夫でしょう。。。