ミャンマーは凄かった(8)バス動画2012年10月26日 23:55

あまりに衝撃的だったヤンゴンの路線バスの記事を書いてから2ヶ月。その衝撃のあまり、なかなか筆が進まなかったですが・・・・とりあえず動画系はそれっぽいのがまとまりましたのでアップします。


ヤンゴンの中心を南北に走るスーレーパゴダ通りを走るバス。丸っこい日野のバス(現地生産のフロントエンジン車)もいたり、日本からの輸入車も大挙して押し寄せてきます。
通りの反対側は、次で乗る45番バスの起点です。


スーレーパゴダから出発する45番バス(普通運賃車)に乗車、車両は東海バスの中古(いすゞP-LV314)です。車内の乗客向け方向指示器も現役です。急発進、急停止、客を引く車掌、絶え間なく乗り降りする乗客。アジア的な混沌とした活気に包まれています。


こちらはインセイン通りをヤンゴンに向けて上る、名古屋市営中古(H-768)の200チャットバス(エアサス車)です。夕方で、通りの反対側(ヤンゴン→インセイン方向)は渋滞になっています。動画半ばで、もはや日本ではすっかり見なくなった「ブルドック(三菱MP118)とすれ違います。


今回ヤンゴンで乗ったバスで一番酷いのがこの車。マフラーが割れたようなブリブリ音のほか、車内にエンジンルームから延びる土管から爆発音のような音(燃料の圧縮ガスを気圧に戻す時の音、らしいです)がします。
車内も座席が殆ど撤去され、残った座席も中詰めが椅子から飛び出しています。 神奈川中央交通のいすゞ車の筈ですが・・・もはやこの世の乗り物とは思えない荒廃っぷりが印象に残りました。