カーブモジュールの工作2013-07(線路の固定) ― 2013年05月08日 23:38
今日は休日出勤の振替で休みでした。これで勤め先からの電話さえ無ければ素敵な休日なのですが。。。
閑話休題、あと1ヶ月後(!)に迫ったCKCモジュールオフに合わせるべく、作り掛けのカーブモジュールについて、とりあえず線路だけは固定して最低限は知らせられるようにしました。
余裕あると思っていたら結構時間経っていたんですね。。。。
まずは、線路を固定することを前提として、固定位置を決めてしまいます。
外側線の線路の端が44mm(曲線モジュール同士を連結した場合、トミーのバリアブルレールを一杯寸前まで伸ばした長さ)となるよう、線路の固定位置を探ります。この時、モジュール土台と内側線の線路端の長さは35mm程度。ちょうどS70で連結できる長さとなります。
今回作るモジュールは2個あり、片方は山の中の大カーブ、もう片方は1年くらい時間をかけて曲線駅を作る予定です。
山の中の大カーブの線路に、カントをつけます。線路端から70mm前後の位置につけた複線スペーサー(架線柱土台)の間を、カーブ外側の線路真下にだけコルクを細長く切って敷いて行きます。
コルクの厚さは1.5mm程度ですのでカント高さは3mm
、写真で見るとオーバーに表現された大カントっぽく見えますが、このくらい派手に傾いている方が模型映えするので、敢えて大袈裟に表現しました。
その後に線路の固定。トミーの線路に予め開いている孔に細釘を打って固定。
曲線駅になる方は、曲線ホームの位置出しの目印となるよう側壁つき複線高架の側壁高さを調整した後、高架線路ごと固定。トミーの複線高架線路のベースの高さは普通の道床つき線路と変わらないので、全く問題はありません。
こうする事で面倒な曲線ホームの側壁も、細かい調整をする事無く手軽に作ることができます。
線路の固定が終わった後、2個モジュールを組み合わせてみます。緩和曲線が効いており、きつい曲線も滑らかに始まるのが分かります。
その後、今回作り上げる山の中の大カーブの方だけ、手持ちの缶スプレー(Mr.カラーのレッドブラウン)で線路側面を塗装します。
道床も枕木も全部同じ色になってしまい、我ながら大雑把ですが、山の中の大カーブは「雪景色」にしたく、線路関係は全部埋めてしまうため、これで十分良しとします。
これでベースの線路の工作は終わり。最低限モジュールオフに持ち込めるところまでは仕上がりました。
後はアバウトで楽しい風景の工作のみ。とりあえず雪山の方だけ仕上げます。
山本体は発泡スチロール塊を削って作成します。1段目だけ接着してみました。
・・・・すごくイイ感じです。
カーブモジュールの工作2013-08(山盛りマウンテン) ― 2013年05月11日 23:45
雨の土曜日、今日は仕事したり買い物行ったりした午後から工作。あと1ヶ月後に迫ったモジュールオフに持ち込むべく、カーブモジュールの工作2013-07の続きの工作をしていました。
山といえばトンネルでしょう。
前作っていた固定式レイアウトでも、山とトンネルを作っていたのですが、今回のカーブモジュールでも山とトンネルを再現しようと思います。
ただネックとなるのがトンネルの高さ。特に架線集電を考慮した高いパンタグラフの欧州型を出して遊ぶ際、トンネルの高さが低すぎるとパンタグラフを引っ掛けてしまいます。
案の定、5cm高の発泡スチロールのままでは高さ不足でパンタグラフを引っ掛けてしまう始末。
自宅でモジュールレイアウトで遊ぶ時くらいは欧州型モデルもパンタグラフをフルに挙げて走らせたいので、厚さ1cmの発泡スチロール材を噛ませた、高さ6cmのトンネルに
します。
その後、発泡スチロールの端材で山を作って行きます。作った後はカッターで山を削りますが、静電気のせいか肌に
まとわりつく削り粉の扱いは非常に悩ましいです。掃除機を常備しながらの作業となりましたが、出力が「強」だといろんなものを吸い込んでしまい逆に能率が挙らないです。
削る際の建築限界は、ICEのパンタグラフつき中間車を転がしながら
あたります。欧州型の中でもちょっと大柄、日本型に比べて長い車長を活用します。本当は新幹線があれば、新幹線車両で建築限界チェックをした方がいいのかもしれません。
あと、山の高さの制約となるのが、モジュール収納に用いる大根箱。トンネルの真下部分など、山が大根箱に納まらない程度に高くなる箇所は、山の一部を取り外し式にしておきます。
で、山を削り終わり、雪がかぶさる線路廻りをスチレンボードで嵩上げしたところ、こんな感じ。
まだ山がちょっと荒削りな感じもしますが、一応雪山感はします。
と、ここまで工作して気がつきましたが、トンネル内のバラストとか内張材とか、山を形作る前に作っておくべきでした。。。
ともあれ、ココまで出来たモジュールに、車両を置いて様子を見てみます。
発泡スチロールの素材色のままとはいえ、これだけでも「雪山感」がほとばしってきます。
カーブモジュールの工作2013-09(架線柱とかトンネルポータルとか) ― 2013年05月12日 20:29
いま作り掛けのカーブモジュールですが、「雪山」沿いのカーブを作るべく工作してます。
自分にとって「雪山」といえば、小学生の頃から親にスキーに連れて行ってもらっており、今年の冬も夫婦でスキーに行った上越国境。複線電化の上越線が谷川岳の
麓を曲がりながら走る風景が、夏の今でも鮮烈な記憶となって蘇ります。
ということでモジュールの設定は上越線。上越線の上越国境区間といえば、鋼材部部分が緑色に着色された架線柱。ということで架線柱の着色が容易なスチロール製のグリーンマックスの架線柱(某氏のブログを読んでいて存在を思い出しました)その他レイアウトモジュール用材料を通販で購入しました。
街に用事の無い仕事をしている地方住まいですと、街に模型を買いに出掛けること自体大変ですので、通販を使いました。
で、そのパッケージ。かつてのGM板キットを彷彿
とさせる「おまけ」の鉄道標識がてんこもり。製品番号は変わっても、かつてのGMスピリッツがヒシヒシと感じられる逸品です。
というか、パッケージ裏の「おまけ」の存在を知っていれば、トミーの線路際パーツをわざわざ買うことも無かった。。。
この架線柱、複線間隔が33mmで作られており、レイアウトに配置してみると車両にあたってしまいます。
これだと使えないため、架線柱の切り継ぎをして、幅に余裕ある架線柱を使います。製品の架線柱3個から、複線間隔にゆとりある架線柱が2個と、単線区間で使って雰囲気のある架線柱が1個出来ました。
引き続き、トンネルポータルの工作。
一番上の写真にあるような煉瓦作りのトンネルポータルを用意しましたが、考えてみたら上越線のような路線だと、煉瓦造りのトンネルポータルだと単線でないとおかしいなぁと思い、手元のストック材料を見たらコンクリートブロック製の素材がありましたので、これをもとに複線トンネルのポータルを作成。
本当は山岳トンネルですと断面が四角形というのはおかしい(土圧に耐えられるアーチ形の方が強いため)のですが、そこは深く考えずに材料を切り出します。
で、切り出したトンネルポータルと余材を使って作ったコンクリート法面壁を仮置き。
イイ感じです♪
カーブモジュールの工作10(雪に埋もれた線路廻り) ― 2013年05月14日 23:59
日曜日、前回更新のブログ記事をアップしてからも、妻公認で眠くなるまで工作していました。今回の更新はその一連の作業です。
まず雪を再現する前に、雪が吹き込まないトンネル周辺のバラスト撒き。正直、山を作る前にやっときゃ良かったと反省してます。
工法は、某氏も採用したヤマト糊(正確にはホームセンターで購入した3本80円のヤマト糊のようなもの)をバラストに練り込んでなすりつける工法。これならトンネル内の手が届きにくいところでも、サラサラなバラストもなんとか整形できそうです。
糊が乾くまで時間がかかる事以外は「最適解」な気すらしてきます。
その次は、紙粘土で雪の原型を作る工程です。この後パウダーを撒いて雪景色を再現するのですが、雪の原型は紙粘土で再現しますので、実は結構重要な工程です。
今回、線路が雪に埋もれてジョイント音すらしなくなる積雪状況を再現したいと思い、雪は線路廻りにも関わらずたっぷり盛りました。
盛った雪は水で紙粘土を湿らせて形をなじませてから、線路廻りにこびりついた粘土をこそげ取ります。
線路・ジョイント・フィーダーへの接触不良が気になりますので、乾いてから入念に試運転。。。
とりあえずこいつがちゃんと走ったので、大丈夫でしょう。。。。
後はじっくり乾かします。今回はデリケートな線路廻りを仕上げてから、山を作ります。
カーブモジュールの工作11(岩原スキー場のやましんを作る) ― 2013年05月18日 23:59
土曜日。
1日中だらだらしながら、カーブモジュールのストラクチャーの工作をしていました。
上越国境のスキー場といってもいろいろありますが、今回は思い入れの深い「岩原スキー場」のストラクチャーを入れ込んでみました。
その肝となるのが、まんまグリーンマックスの住宅な造りの「やましん」。ゲレンデ内にある食堂ですが、モツ煮と柚子風味のするラーメンが美味しい、ともすると「ゲレンデ内居酒屋」的な雰囲気もあるいい店です。
今回スキー場モジュールを作るにあたり、そのままグリーンマックスの住宅をベースにして作ってみました。
ベースにしたのは、手持の未組立キット1棟分+作ったものの色が気に入らずあまり活用していない組立済みの1棟。
この2棟分をバラしてつなぎ変えて出窓・張出を造り(これだけでも近代的な雰囲気になります)、今週一杯かけてここまで出来ました。
木造3階建ての「やましん」1棟と
、余りパーツを使って再現した平屋住宅1棟。
出窓部分は塗装が終わってからの組立です。
実物の写真と組み合わせてみるとこんな感じ。
窓割り等が違うところもありますが・・・・一応3階建ての雰囲気はありそうです。
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