ミャンマーの気動車を作る2013年06月10日 23:02

今日は振替休日で仕事休み。午前中は悶々と仕事の考え事をした後、午後ちょっと工作をしました。

作り掛けの185系の続きはちょっと重たいので、作り掛けのストックの中から今日頑張れば仕上がりそうな2両をチョイス。昨年夏に行ったミャンマーの気動車の模型を仕上げました。

海外旅行に行き、彼の地に鉄道が走っていれば、そこの模型を手元に残すことが習慣化しています。たとえ製品に無い場合は「捏造」してでも・・・ってちょっと言葉遣いが悪いですね。
で、ここ数年で民主化・市場化が進んだミャンマーですが、鉄道では日本製中古気動車が主力で活躍しております。
ちょうど手元に工作で余った松浦鉄道キハの車体と天竜浜名湖のレールバス車体が余っていましたので、クーラーを含む屋上機器を撤去し、名鉄風の赤とクリームに塗り分け。。。去年10月にここまで工作して挫折していました。
続きです。

ミャンマーの列車の模型
屋根を軍艦色に塗り、ライト廻りに銀色を色入れ。ここまでは定石の工作です。

その後に窓ガラスを嵌め込み。レールバスの方の窓ガラスはモオカ63-11を作る際に余った真岡鐵道レールバスの窓ガラスを入れます。実際、ミャンマーに渡ったモオカ63-1はこの窓配置ですので、エラーではありません。

車体の仕上げが終わったら、車体と床下をドッキング。動力は松浦鉄道の気動車のものをそのまま転用しますが、この動力は以前ニューヨークの地下鉄で用いていた ものです。動力だけ部品取りされて使い道が無かった車体が、まさかの復活。。。
ニューヨークの地下鉄には、鉄道コレクション動力を後で補填することにします。

で、一通り車体が組み上がった最後にナンバーのレタリング。前面の細いところですので、一旦クリアでカールに転写してからデカール毎車体に貼ります。ナンバーは阪神電車の縦長文字。「RBE」のアルファベットは、「R」は省略、「BE」は数字の「38」を上下ひっくり返して表現。
車体にスライドして、デカールが乾けば完成♪

ナンバーは、模型と形態が同じ車両の中から「RBE2535(もと真岡鐵道モオカ63-1)」「RBE2547(もと松浦鉄道MR-104)」をチョイス。2012年8月のヤンゴン旅行では実車を見かけませんでしたが、間違いは多分無いと思います。

ミャンマーの気動車
で、実物同様の2両編成。ローカル感満点の雰囲気ですが、ヤンゴン近郊は複線区間も多いので、ゆっくりした速度で複線区間を走らせても良さそうです。

【目次】

【おまけ】
富山地鉄14710も、4両いるうちの2両を白/灰/赤の雷鳥色に塗り替える ことにしました。
ベースの白はベージュかかったグランプリホワイト。吹いてからちょっと気になったのですが、これでも鉄道コレクションの標準色とかなり異なります。鉄道コレクションの製品色だと黄色味が強すぎる気もするのですが、困ったものです。

しかし、富山色のデカールが出てこない。。。。富山の工作はしばらくお預けです。

「前夜」2013年06月14日 01:13

横須賀色

いよいよ明日開催の第10回CKCモジュールオフ。

いまの勤め先はこの時期仕事が忙しくなり、平日は寝るだけの毎日ですので、日曜日に荷物は先行して纏めておいたところです。

そんな木曜日深夜、仕事から帰ってきてからつらつらと荷をほどき、今回のテーマである「大船界隈の構成員」をパチリ。

去年・一昨年とCKCモジュールオフは参加できない日が続きましたが・・・・今年はどうやら逝けそうです。見通しがはっきり立ってきました。

第10回CKCモジュールオフinあしがら2013年06月16日 23:21

土日は待ちに待ったCKCモデラーズ倶楽部の、記念すべき第10回モジュールオフ会に行ってきました。
いこいの村あしがら
場所は恒例となった神奈川県足柄の「いこいの村あしがら」です。
今回は今年春に供用になった圏央道・相模原愛川ICから東名入り。埼玉から東名奥がまた一段と便利になりました。東名〜中央〜関越が結ばれるのも、あと少しです。
相模原愛川IC
そういやCKCが発足した2005年当時、圏央道はまだ八王子にも到達していなかったんですね。時間が経つのは本当に早いものです。

今年もやってきました
今年もやってきました。CKCモジュールオフ。
去年・一昨年と仕事の都合が合わずフル参加できませんでしたので、3年ぶりのフル参加となり、否が応にも期待が高まります。

モジュールオフのセット状況
モジュール全景のセット状況。
今年は、エンドレスの中に小さいエンドレスを挿入し、複々線を築く構成です。
セットは、10回も回を繰り返して皆手慣れてきたのか、2時間で終了。午前11時半には運転開始となりました。

恒例の乾杯♪
全線開通を祝い、今年もまた開催されたモジュールオフを祝って、乾杯〜!

東海道祭(横須賀線/東海道)
今回は、「大船界隈に集う車両」として、横須賀線/東海道線の車両が大集合。3カ所あるヤードに車両が勢揃いしました。
気心しれた模型仲間が集まってこその醍醐味です。

磐西オイルトレイン
今回のモジュールオフに向けて作った「岩原スキー場風カーブモジュール」も、目立ったトラブルもなく快調に稼働。本当に作って良かったです。
カーブには震災直後に雪降る中で大活躍したDD51重連が牽く石油列車です。

のび鉄氏のモジュール
今回新しく造られたモジュール2種があります。
1個目は、のび鉄氏の作による煉瓦積み複々線モジュール。モジュール自体は高架線に煉瓦積みが連なる比較的シンプルな構成ですが、それが故に車両を選ばないのが強みです。
唯一持ち込んだドイツ型2階建て客車を置いてみると、そのまま「ベルリン市街線」になりますし、日本型を置いてみますと上野〜東京間。
むしろ今回びっくりしたのが「小エンドレスの使いやすさ」です。いままでCKCのモジュール展開は、出来るだけ大きなエンドレスをつくり、閉塞を多く切って運転するものですが、今回は大小2個のエンドレスを造った上で本線の閉塞を少なめにするもの。
小エンドレスは1閉塞ですが、気軽に運転できるメリットはかなり大きいと思います。

もう1つ。ar-2氏の「わたしのきたかまくら」。これを忘れてはいけません。
実在する北鎌倉円覚寺の境内を模したモジュールです。
30センチ四方のコンパクトなモジュールですが、この中に円覚寺の風景を濃縮して再現したもの。
すごく雰囲気があります。

かくして今年のモジュールオフも無事終了。
来年もまたやりたいものです。。。。

改めて、今回のオフ会の幹事を行って頂きました会長様はじめ参加された皆様、ありがとうございました。とても楽しかったです。

185系「踊り子」の工作10-雨樋の復元2013年06月19日 23:49

4月以来放置していた185系「踊り子」の工作ですが、そろそろ続きに入らないとまたジャンク箱の肥やしになってしまいそうです。

折しも、185系の塒だった田町電車区の廃止、それに伴う大宮車両センターへの転属・組み替え・一部廃車と、今年の春は185系にとって大きな転機の一つを迎えました。今回工作中の京浜東北線乗入れ対応のATC増設車も、グリーン車を外した6両編成に短縮されております。
これから定期列車からの撤退・状態不良車の廃車と少しずつ勢力を縮小する185系電車ですが、それを1/150に縮小して焼き付けるのはいつ?今でしょ!?

ってなこじつけで、185系の工作の再開です。
185系雨樋の工作
かっこいい前面とツライチで綺麗な側板との組み合わせを狙い、トミー185系の車体の窓廻りだけをKATO185系のものに切り継ぎました。
切り継ぎがうまく何度もやり直していましたが、どうやらそこそこ満足できる出来になり、接着剤も十二分に乾いたので、次工程に移ります。
次は、切り継ぎ過程で削り取ってしまった雨樋の復元。
0.3mm四方の極細プラ角棒があれば良いのですが、手に入らなかったので、直径0.3mm の丸棒を接着します。丸棒でしたらねじれて変に接着する心配もないです。
固定位置を中間車(雨樋が残っている)をガイドにしてテープで仮止めし、少量の接着剤を流します。
その後、連結面から見たり定規を充てたりして丸棒の曲がりを直してから、タップリ目の接着剤を流して固定します。
接着剤が乾くまで時間をかけますので、今晩は2両分の片側のみを工作。反対側と前面部分仕上げは接着剤が乾く明日以降の工作です。

クロ157も一緒に
あわせて、編成内に組み込む貴賓車、クロ157も組み立てます。まず車体をL字状に組みます。
この状態で乾燥させます。

新幹線甲種回送2013年06月22日 21:37

「新幹線がいつもの線路を走る」。

そんな情報がネットを駆け巡っているのを拾い、今日の午後、買い物に行く途中で熊谷貨物ターミナルに寄り道をしてきました。
新幹線甲種回送
秋田新幹線の新車が、神戸のメーカーで造られてから秋田まで回送される、その途中で半日ほど熊谷貨物ターミナルで待機しています。
それにしても・・・ものすごくギャラリーが多い。カップルや親子連れ 、さらにはあたりがざわついているので何だろう?と見に来た地元の人も、「珍客」に熱い視線を注いでいます。

EH200-901
これを牽くのは勾配用の新型機関車の試作車EF200-901。珍しい列車に珍しい機関車の「奇跡のコラボ」が、こんなに手軽に見られるとは思いませんでした。

で、産まれたばかりの秋田新幹線E6系Z11編成。フェラーリのデザインも携わっていた奥山清行の手による攻撃的なデザインが目を引きます。

列車が熊谷貨物ターミナル駅で待機しているのは半日ほどでしたが、自分が列車を一通り見終わった直後、新幹線を目隠しするように、隣の線路に別の貨物列車が入ってきました。(高崎線の名撮影地である岡部〜本庄駅に近いこともあり、○宮駅のような罵声大会にならないか、ヒヤヒヤしながら見ていました)
ともあれ、いいもの見させて頂きました。