EF80のリメイク(2)ナンバー孔埋めと手すり2013年09月01日 23:33

またしばらく放置になっていたEF80二次形(マイクロエース)のリメイクを続けることにしました。前回は2ヶ月前、車体裾を落とすところまで工作しましたので、その続きです。
仕掛り、積みキットが多い中、次作り上げるのに電気機関車を選んだのは、多分に電気機関車を中心に精力的に工作を進める会長の影響です

実車は、ナンバープレートが後から変えられるようブロック式になっていますが、このままだと切り抜きナンバーを車体に直貼りした実車の雰囲気が出ないので、以前作ったEF58のように車体にインレタで貼ることにしました。そのため、ナンバープレートは接着したままの状態で、隙間を接着剤で埋めて平滑にします。
いつもどおり、ここは一旦仕上げた後、マジックで黒く塗って、その後に再度削り込んで、平滑になったか再確認します。
そのあと、現在のNゲージ機関車並みの表現を狙って、テールライト脇の手すりを別表現にする工作。
この手の真鍮線工作はあまりやったことないので、破綻せず仕上がるのか、すごい不安です。

まず、もとの手すりを削り(削った跡が白く出ていまり)、その両端部に0.4mmの孔を開けます(本当は0.3mm径で孔を開けたかったのですが、やってる最中刃を折ってしまいました)。これでだいたい2〜2.5mm。なかなかアバウトな寸法管理ですが、これがいまのところ限界です。削り跡は紙ヤスリで平滑にします。

その後、手すりの工作です。
ホームセンターで買ってきた0.3mm径の黄銅線を使います。
長年使っているラジオペンチの一番外側の溝のところが「だいたい2〜2.5mm」なので、最初90度に曲げた後、ラジオペンチをガイドにしてもう1カ所90度に曲げます。
さらにアバウトな寸法管理ですが、これがいまのところ(ry

その後 、切り口の整形です。両面テープの上に一旦曲げたばかりの手すりを接着し、この状態で端部にカッターを入れます。こうするとゴミが散りません。

最後に、車体に取り付けて寸法の再チェックを実施。
やや「曲げ半径が大きく甘口」な雰囲気もありますが、だいたいこんな感じではないかと思います。

来週は塗装できるかな?

キャスティングをやってみました2013年09月04日 21:27

子供の頃、「シリコンゴムとレジンで、模型の型取りと複製が出来る!」という記事を見た事があります。高価なパーツを買わずとも、自宅での工作で安価に欲しいパーツが量産できる。そんな「夢」が叶う。
しかしながら、シリコンゴムもレジンも比較的高価な材料のうえ、扱いが難しく、いままで「夢のキャスティング」はやらずに来ました。

しかしながら、模型仲間のar-2氏のブログによれば「Nゲージだったら、おゆまる+ポリパテで十分」との事。コストも扱いやすさもハードルが無くなったも同然です。
早速、憧れのキャスティングにチャレンジです。昼休みに100均とホームセンターに向かい、材料を仕入れ。帰ってきてから工作スタート♪
おゆまる加温
まず、 おゆまるを熱湯で加熱。加熱に使う鍋は料理と共用しないよう、100 均でもよいので専用鍋を調達することをおすすめします。

十分に加熱した後、やけどに注意しながら指で捏ねて、型取りしたい場所に貼り付けます。
ちなみに、今回購入したおゆまるには、貝殻の整形殻がありますので、「いきなり本番」の前に、型取りの練習に使えます。

今回は、型取りの練習に、クロ157の4枚扉と、ニューヨーク地下鉄の 前面で試してみました。

型がとれた後、ポリパテを型を流し込んで整形します。
今回、エポキシパテ(セメダインエポキシパテプラ用)と、ポリパテ(99工房ボデー用厚付けパテ)で比較してみました。どちらも模型店に行くことなく、ホームセンターセンターで購入できるものです。田舎住まいの自分にとって「ホームセンターで調達可」は大事なポイントです。
上がポリパテ、下がエポキシパテです。
エポキシパテは硬く練るのに力が入りますが、型にはねじ込みように力を込めて流し込んで行きます。
ポリパテは流動性があり、型にドロリと流し込んで行きます。

型を抜くとこんな感じ。思ったよりも平滑に仕上がりましたが、エポキシもポリパテもところどころ欠けがあり、まんべんなく型の中を流れて成形できるよう、工夫する必要が有りそうです。

これをマスターすれば、あんな事やこんな事が・・・・

EF80のリメイク(3)手すりの塗装2013年09月07日 21:28

先週後半は遅くまで仕事でして、今日の午前中は草刈りと仕事の問い合わせを処理、昼寝して起きたのが午後4時。こういう事はあまり無かったので、疲れているのかもしれません。
ちょっと頭が痛いですが、すこし(?)工作をしました。

EF80ですが、手すりを多めに作って、車体と一緒に塗装しました。ローズピンクの塗料が少なかったので、下塗りで濃い赤色を塗装。
塗膜も自分也に薄く塗れていよいよ上塗り・・・と思ったのですが、(今回もまた)側板の仕上げ漏らしが見つかってしまいました。

今日やった塗装が無駄になってしまいますが、ナンバープレート廻り周辺を仕上げ直すことにしました。もう1度パテ盛りとヤスリ掛けを実施。<br> 結果、今日進んだのは手すり(スペアも含め多めに作りました)の下塗りのみです。

2020年東京オリンピック開催決定便乗企画〜妄想で楽しむ東京の交通20202013年09月08日 20:20

2020年東京オリンピックが開催決定しました。
最後の1週間はヘッドラインを見ているだけでも可能性の低さを実感しましたが・・・ともかく、もう東京に決まりました。
緒論あると思いますが、決まった以上は「全世界を迎えるホスト」として胸を張ってゲストを迎えられるよう、頑張りたいと思います。

さて向こう10年の東京、ひいては首都圏整備の方向性を位置づける東京オリンピック決定ですが、個人的には「東京オリンピックを経て首都圏にどのような交通機関が整備されるか」が気になります。
もっとも、あと7年で交通機関を計画して作ってオープン させることは困難ですので、いま決まっている計画にちょっとした修正をしたり整備ペースを早めたり順番を入れ替えたりすることぐらいだと思います。

オリンピック関連資料は全く読んでいないのですが、道路/鉄道ネットワークの整備の観点から、公表されている資料を引用しながらちょっと2020年を妄想してみたいと思います。

【道路編】
(画像は国土交通省関東地方整備局サイトより抜粋)
道路は、会場周辺の道路整備を進めるほかに、オリンピック関係車両専用レーンを設ける対応となります。
オリンピック関係車両専用レーンを整備することから、都心周辺の道路混雑が激しくなると予想されますが、混雑の原因である都心周辺の交通の多くを占めるのが「都心に用の無い通過車両」ですので、これらはいま整備中の環状道路に移ってもらうよう警察が交通規制するように思われます。
迂回車両を受ける環状道路(3環状といわれる3本の高速道路)は2015年までに整備できるところを整備し切る予定が国土交通省により公表されていますが、おそらく残るのは整備の難易度が高いところですので、このまま2020年を迎えるように思われます。

むしろ、海外からの観光客は旅行会社が仕立てるツアーで来日すると思われ、彼等が観光バスで移動することを考える と、観光バス・インバウンド業界に特需が湧くように思われます。
オリンピック後、その観光バスが路線用に格下げされて各所で活躍・・・はさすがにバリアフリー的に無いか。1970年代の北関東じゃあるまいし。


【鉄道編】
(画像は国土交通省鉄道局サイトより抜粋)
観客は観光バスで移動すると想定していますが、会場近くは公共の交通機関で移動するようになると思われます。
その移動を支える鉄道。2020年を目指した首都圏の鉄道整備は、2000年に公表された「運輸政策審議会答申第18号」に基づくものと思われます。
このうち赤色部分はほぼ完成していますので、 オレンジ色・緑色部分がどこまで整備されるか?おそらく新造路線は無理だと思われます。あるとすれば、(道路と一体で整備されるゆりかもめ?の豊洲〜勝どき) と既に線路がある東海道貨物線の旅客転用、あとは距離が短くて済む都営浅草線の東京駅タッチくらいではないでしょうか。
その中で、現実的な新ルート として、神奈川東部方面線と東海道貨物線を併用した、相鉄線〜東海道貨物線〜(場合に寄っては羽田新駅?)〜りんかい線によるオリンピックアクセスが考えられそうです。
もう1つ、荒技として考えられるのが、都営浅草線の東京駅タッチに代わる「浅草線短絡新線(押上〜東京駅〜品川駅)」だと読んでいます。現在の計画では2020年半ばの開業が予定されていますが、用地買収の要らない大深度地下鉄である事もあり、ひょっとしたオリンピックの関係で前倒ができるかもしれません。
江東区が自らやると言い出した有楽町線延伸(豊洲〜住吉)も、あるとオリンピック会場と押上(成田空港アクセス)・スカイツリー関係が直結されるので非常に有効だと思うのですが、今からだと2020年には間に合わないように思われます

車両面では、上記2計画に絡んで、JR東日本の山手線・成田空港アクセスの横須賀〜総武線、東海道貨物線にsustinaベースの新型車両が、あとは都営浅草線に新設計の新型車両が 入ると見ています。

あとモノ造りする事なく大きく変わる可能性がある案件、東京メトロと都営地下鉄からなる、都内の地下鉄網の運営にメスが入るか・・・・

もう1つ、忘れてはならない最大の懸念が「コミックマーケット」と開催日が被る事。「コミケ雲」の伝説が出来るくらい濃ゆい集客力あるイベントと同時開催して、いろいろなものがパンクしないか、これが一番の心配です。

EF80のリメイク(4)車体の塗装2013年09月09日 23:20

東京オリンピックが決まった日曜日は、天気は悪かったですがEF80の塗装をやってました。

まず、車体にベースホワイトを塗装。ナンバー廻りの傷や塗装を隠蔽します。
ベースホワイトを2回吹いて、車体の傷やホコリ噛み込みを確認し、乾いてから細かい紙ヤスリ(1500番〜2000番)で傷を落とします。

その後、発色を良くするために小豆色を再塗装。ここまでは前回と同じです。

その後、念願のローズピンクを塗装。ローズピンクというより梅干し色なGMラズベリーを下塗りし、手持ストックが残っていたモリタの赤13号を塗装。
色だけでも最高にいい色です。。。