秩父鉄道小散歩〜1000系を求めて2013年12月22日 18:20


朝、起きると友人のK氏から「いま高崎線だけど秩父鉄道に乗りに行かないか?」とメール。
K氏は青森在住の筈で何故高崎線に居るのか?辻褄が合わないので電話で聞いてみるとあけぼので上京し、午後都内の実家に帰るまで時間があるので、午前中秩父鉄道に残る101系電車に乗るとのこと。
寝ぼけているところで唐突なお誘いでしたが、なかなか会えないK氏のお誘いでしたので、妻に無理言って秩父鉄道に遊びに行ってきました。

寄居で八高線を見ると、おなじみのキハ110ですが、ちょっと変。
よく見たら、中間車と先頭車が隣り合わせ。国鉄時代はごく普通の組み合わせでしたが、JR車では珍しいです。キハ110系列では初めてでしょうか。

秩父鉄道乗り場に移り、駅そば屋で売っていたみそおでんを頂きます(本当はそばを食べたかったのですが、落ち合ったK氏ともども朝食は食べて来ておりお腹いっぱいで食べれませんでした)。味噌が甘くて濃厚で美味しかったです。

残り2本しかないもと101系の1000系電車が来るのを待ちながら元東急車ばかり数列車乗り継ぎながら和銅黒谷駅まで移動。
本線と待避線の3線からなる線路構成、昔ながらの「生きている」木造駅舎、大変魅力的な駅です。

ホームの無い石灰石を運んで来た空荷の貨物列車が入ってきました。コンテナではない、昔ながらの貨物列車です。いろいろなものが生きているのが素晴らしいです。

そうこうしていると、羽生行き上り列車が1000系が入ってきました。無計画で来て、乗れるかどうか確証がありませんでしたが、どうにか無事に引き当てました。

車内は・・・・緑の内装板に青いシート。中間車のモハ1110は、冷房も無く、国鉄時代そのままです。


和銅黒田にから1時間ほど乗車し、熊谷着。
ここにはもう1本、中央線時代のオレンジをまとっていた1003編成を側線の奥で見かけました。今日はこの位置だと動かなそうです。

日曜の予定が最初考えていたよりもサプライズで変わりましたが、先が見えて来て貴重になった101系電車にゆっくり乗れて、素晴らしい日曜日でした。
休日はもう1日あるので、これから工作に着手します。