上野東京ライン2013年12月10日 00:05

写真は出来たばかりの湘南新宿ライン(2001年撮影)です。

日曜日は疲れも溜まっていたので、仲間内での献杯の席を勘弁してもらい、夕方早い時間に湘南新宿ラインの北行電車で帰途につきました。
しかし、あまりにも寂しかったので、途中下車して痛飲・・・慣れない飲み方をしたので本当に記憶が飛んでしまいました。どうやって乗り過ごさずに最寄り駅でちゃんと降りたのか、いまいち判然としません。

明けて今日。それでも世の中は廻りますので、普通に起きて仕事にちゃんと行きました。
そんな中、ちょっとしたニュース。これが出来れば東海道線と北関東との連絡が便利になる「東北縦貫線」の愛称が発表されました。その名も「上野東京ライン」・・・・正直名前がちょっと微妙です。
もっとも、事業名称の「東北縦貫線」だと、東北線のみに直通するイメージが強く、高崎線/常磐線に直通する電車での乗り間違いが多くなるおそれがあり、3線で共通する「上野・東京」を前面に出した愛称を機械的につけようと、JRの中の人も思ったのかもしれませんね。

もっと踏み込んで考えてみると、「東北」の名前が付かなかったことから、東海道線から常磐線に直通する列車も特急に限らず多数設定されるのではないか?と思っています。

買い出し2013年12月12日 08:07

昨日は職場の忘年会が東京の近くで行われましたので、午後半日休をとり、都内に模型関係の買い出しに行ってきました。なかなか都内に買い出しに行けないので、いい機会です。
意外だったのが、作り直しをした補填で探していたクハ103ATC車の中古が入手難になってる事。ちょっと前はジャンク品を苦労せず入手できたのですが。。。

そんなこんなで中古屋を探していたら、キット組みと思われるスハ32が出てきました。あちこち破損しているのですが、これをタネ車にして作りたいものがあるので購入。比較的安かったですし。

初冬の秋田旅行その3〜羽後に残る都バスの残像2013年12月13日 00:51

明けて12付き1日日曜日。懸念された天気もまずまず回復。
今日はK氏のおすすめで、午前中は秋田県南部を運行する羽後交通バスの営業所を訪れることにしました。
ここは、バスファンのパラダイス。
その間、うちの妻とK氏夫人は、「バスは男だけで楽しんでおいで」と言い残して途中下車、二人で角館女子散歩に出て行きました。
行かせてくれてありがとう。

奥羽線の普通列車に揺らせて1時間余、秋田県の南端にある湯沢駅に到着しました。
駅は立派な駅ですが、新幹線の流れに取り残されて、いまでは普通列車しか来ません。駅前の新幹線パーク&ライド用駐車場「こまち・つばさ駐車場」のみが、ここが幹線駅であることをささやかにアピールしています。

目指す羽後交通のバスは駅前には乗入れて来ず、歩いて5分くらいの羽後交通のバス営業所から出発します。上屋と観光営業所・待合室とからなる、必要十分な立派なターミナルです。車庫と乗り場と事務所が一体になったバスターミナル、模型でも作りたくなってきます。

程なく、丸みを帯びたバスが入ってきました。後ろ姿だけでもバスファンだったらこいつが何者か一目瞭然です。
これが今回の旅行で目当てにしている78号車、もう日本でも稼働車がほとんど残っていない富士重工5E車体(1982年〜1989年)を持つ旧型バスです。
残念ながら、今日は車庫に帰って来たら午後まで車庫から出ない、との事。妻の理解の上で、待ち合わせの約束をしたバス趣味ですので、予定を変えて追い詰めることは断念しました。
製造されてから25年経っているものの、凍結防止剤を大量に散布する雪国で使用していたとは思えない、錆の少ないコンディションを保っています。北東北のバスにはいろいろ乗って来たつもりではありますが、この年式でここまで綺麗なコンディションを保っていること自体、とても信じられません。

早速、営業所のご好意で許可を得てバス車庫構内に入れさせて頂きました。K氏と大学で会ってもう20年になりますが、バスの営業所巡りは今なお健在。
羽後交通は、小田急バスに良く似た白とアズキ色の塗り分けですが、その中古車の多くを都営バスから買い求めています。自分たちが大学生だった20年前に、都内を縦横無尽に駆け巡っていた車両が、そのまま残っています。
前扉脇の行先表示幕は小さく改造されて、スピーディな乗り降りに貢献したであろう中扉は締切になっておりますが、錆も少なく良好なコンディションを保っています。
写真上の日野も、写真下のいすゞも、とても20年落ちの旧型バスには見えないです。

特筆すべきは、25年以上前に製造された、1983年排気ガス規制車が多く残っていること。先ほどの78号車の他に、車体/エンジンをモデルチェンジした257号車(日産ディーゼルP-U33K、富士重工7E車体)もいます。

そして、営業所中央に鎮座する旧型車3台。先ほど通りかかった78号車(日産ディーゼルP-U32K)の隣にいる81号車(日野P-HT223BA)も、よく見れば前面方向幕廻りが角張った旧型車。
手前の20年落ちの富士重車体のいすゞ車が新しく見える、「奇跡のラインナップ」です。
自分がバス趣味を始めた大学生の頃は、それこそ25年運行を続けたバス車両自体がいませんでした。これだけ残っている事自体信じられません。


運転台廻りも、古さは隠せないものの綺麗に使われています。写真手前の日野車は、運転台パネルに木目調のシートが貼られ、大事にされている様子が分かります。

そして1980年代の時点で珍しくなっていた丸い前照灯。横の通気孔まわりには、塗料が少しはげて出自が分かるライトグリーンが露出しています。

デビュー当時はフラッグシップ車であったであろう観光バスも、県内高速用車両に格下げされて現役です。このセレガも20年落ちです。

地方のバスは、路線自体が大幅縮小したり、残っているところでも写真のような燃費の良い中型車への交換が進んでいるところもありますが、ここ湯沢では、まだ彼等は少数派。

ここはバスファンにとってのサンクチュアリでした。

常磐線103系電車の工作16-クハ103-274(再)の塗装前仕上げ2013年12月14日 23:18

前回、11月27日の記事以降半月も間が開いてしまいましたが、作り直しをしたクハ103-274、塗装前の仕上げを行いました。
朝寝坊と休日出勤の合間を縫って、午前中の慌ただしい時間でパテ盛りした箇所の仕上げ削り、及び削り箇所を600番→1500番の紙ヤスリで仕上げて行きました。
やっている事は、前回の車体仕上げとあまり変わりがありません。

その後、イソプロピルアルコールに漬けて、塗料を落とします。
ここまで落として、出勤してきました。

帰宅後、塗料を落として車体の洗浄をし、明日の下塗りに備えます。

常磐線103系電車の工作17-下塗り(再)・クーラーの交換2013年12月15日 19:20


昨日の工作から明けて日曜日、風はちょっと強いのですが、天気はまずまず。

午前中のうちに、車体の下塗り(ベースホワイト)をエアブラシで塗ります。
塗る方法は前回塗装の失敗から何も学んでおらず、塗料の濃度その他は目分量管理で行いました。ただ、塗りムラその他に早く気がつくよう、明るい時間に明るい場所で塗装するのに変えた程度です。
やっぱり塗りムラだらけ。
下塗りで来週末の日曜朝に続きをやるのでこれで良しとします。

引き続き、更新車(クハ2両とサハ)の内装にベージュ(余っていたGMクリーム1号)を塗装。前回塗装と異なり、エメラルドグリーンの車体色の下に塗るのは同じグリーン系のライトグリーン(未更新車の内装色)にしました(何となくその方が均一な発色が期待できそうでしたので。。。)ので、ベージュは車内のみに塗装。
本来の更新車よりも黄色味が強いのですが、「車内に何やったのか」はこの色で十分に分かるので、このまま工作を進めます。

ここまでやって午前中終わり。塗装が乾くまで買い物に行ってました。

帰って来て午後4時過ぎ、あたりはすっかり暗くなっています。
前回塗装の失敗は、暗い状態で塗装したことが大きな原因ですので、これ以上の塗装は今回は止めにして、下塗りした際に巻き込んだホコリそのた表面の仕上げ漏れの補修を、1500番の紙ヤスリと自作溶きパテで行いました。
塗料が十分に乾いたら、もう一度仕上げ状況を確認します。

その間、手が空いているので、屋上のクーラーを交換します。
KATOの103系の屋上に鎮座する一体モールドのクーラーはAU75形ですが、細かいディティールを見ていると、三菱製(M形)に良く似た形態です。

幸い、今回つくるマト7編成のクーラーのうち、今回作る後期車4両のうち3両はいずれも製品モールドのM形のままでしたが、唯一のモハ103-749形のみはS形(東芝製)ですので、屋上のクーラーを削り取ります。
K氏から借りた「薄い本」の記録をもとにクーラーの形式を調べることができました。