常磐線103系の工作24-組み上げ2014年01月03日 23:18

一昨日から今日まで実家廻りをしてきましたが、正月休みもそろそろ先が見えてきました。
そろそろ体調も工作も平日モードに切り替える頃ですので、実家から帰って来て、ゴロゴロ休養した後の夜に入って、早速103系弄りを再開。
今週の土日で基本編成中のうち5両を仕上げたいところです。

まずは屋根から。屋根を塗装した際に別付けしたクーラーを、接着剤がはみ出さないように、また前後で寸法がわずかに異なるAU75クーラーの向きを間違えない(4カ所ある突起が端まで寄っている箇所とパンタグラフ・方向幕の位置を合わせる)ように接着。
その後、別途塗装していたベンチレータを嵌め込みます。
また、今回加工のベースにしたモハ103は旧製品で、旧世代の幅が広いPS16Aパンタグラフを搭載しておりますので、取り付け孔が共通で幅の狭いGMのPS16Nに換装します。
実は、ここまで来て、GMエボリューションキットベースのサハ103のみ、屋上の手すり(先頭車/中間車共用なので余計にモールドされている)のうち不要なものを削り忘れていることに気がつきましたので、サハ103のみは屋根塗装をやり直しとなりました。

その後、1号車のクハ103-274は、ダミーカプラーを103系現行製品の、配管・ジャンパ栓・ATS-B地上子がモールドされているものに換装。1個50円近くの安価なパーツですが、いままで省略してきた部品が適度に再現されており、コストの割に細密感が増すのでおすすめです。10号車のクハ103-273は、付属編成増結に備えて、KATOカプラーN密連形に換装します。

あと、サハ103(GMエボリューションキット)は、方向幕の中にシールを貼った後、上からガラスを接着する凝った作りになっておりますので、最初にシールを貼付けます。今回は国鉄時代に使用されていた(運用最終期でリバイバル掲示された)双方向式の「上野ー取手」を貼り付けます。
その後、方向幕ガラス極微量の接着剤で貼り付けます。一見方向幕孔の成形に寸法が合っていないようにも見えますが、実はHゴムの部分だけわずかにはみ出しているように成形されていますので、寸法が合わないからといって削らないのが正解です。
こういうところ、よく凝っているキットで、感心しました。
あわせて、車内にウェイトを隠して嵌め込んだ後、床下と車内パーツとを接着し、手持ちのTR62を嵌め込みます。
あとは屋根が接着でき、若干のパーツ付けと色入れが終われば、完成です。