CKCモデラーズ倶楽部運転会2014秋(箱根ケ崎ファインクラフト)2014年10月13日 11:59

昨日は、CKCモデラーズ倶楽部の運転会に行ってきました。場所は昨年夏の運転会と同じ箱根ケ崎の「ファインクラフト」。

レイアウトの片隅に鎮座する漁港の風景印象的な、海あり山ありの大変良く作り込まれたレンタルレイアウトです。
模型店に併設されたレンタルレイアウトでは無いので、他の来店者の視線を気にする事無く、気ままに運転を楽しむことができます。

今回は6名で参加し、6線あるレイアウトを貸し切って運転を堪能しました。
車両と線路は1時間毎に交代して遊びましたが、景色の中を走る車両をゆっくり眺めるのが本当に楽しく、1時間が短く感じられました。

今回は1時間目は客車列車(写真上)、2時間目はドイツの列車(写真中)、3時間目は京浜東北線103系(写真下)、4時間目は東武、と総勢車両ケース8箱分を持ち込み、すべての車両を走らせました。
ファインクラフトさんのレイアウトで一番印象的なのが、1番線・2番線の小鉄橋。鉄橋自体は低く橋長の短いシンプルなガーター橋で、ここのレイアウト内の他の橋よりも地味な外見ですが、穏やかな流れの川面に車両が反射して写り、お店の入り口からの光線の具合もあり、写真映えのする、山あり海ありの日本的で大変豊かな風景になります。

さっそく、江ノ電SKIP号を出して1枚撮影(写真上)。夕陽に照らされて鵠沼の鉄橋を渡っているような写真が撮れました。
この鉄橋を横から見ると、写真の京葉線103系のような、また雰囲気の異なるダイナミックな風景が見渡せます。

同じ場所で列車を替えて1枚。C58がオハユニ71を牽く水戸線列車(写真上)と機関車をDE10ディーゼル機関車に替えた列車(写真下)です。
光の関係で、鉄橋を渡す列車を取ると陰のようになってしまいますが、それもまた雰囲気があって良いです。特に蒸気機関車とか旧型客車とか、暗い塗装の列車でも光が透けると、非常に引き立ちます。
機関車を原色のディーゼル機関車に替えると、男鹿線とかのような海辺のローカル線の雰囲気が出てきます。

線路を替え、5〜6番線に移動。エンドレスが8の字状に二重になった路線で、走行距離も長くダイナミックな風景が楽しめます。
ここでは、ドイツ型を中心に遊びました。世界でも有名になった名機関車である、赤い103型電気機関車が、食堂車もつながった特急列車を牽いて疾走します(写真上)
この線路では、レイアウト中央に鎮座する大鉄橋が見所です。これは長さが80センチ以上にもなる大規模なもので、ちょうどスペーシアの6両編成が鉄橋の端から端までスッポリと納まります。(写真下)
写真上のように、ここで8の字状の線路が立体交差しており、ちょうど新幹線と在来線の立体交差のようにも見えます。

最後の1時間は3〜4番線に移動し、しばらく出していなかった東武電車を出して遊びました。駅が高架駅ですので、栃木駅あたりの雰囲気でしょうか。
ただ、特に最後の1時間は時間が経つのが早く、少々慌ただしくなってしまいました。
景色も作り込まれた良いレイアウトですと、「編成を組み替えて遊べる列車」を「短くても良いので3〜4種類持ち込んで」「編成を組み替えながら2時間くらい遊ぶのを1単位」と考えて準備するのが、慌てずに片付けるところまで含めてゆったり遊ぶのにちょうど良さそうです。

店長さんも1年以上ぶりに来た自分の名前を覚えていただいており、大変気持ちの良いレンタルレイアウトでした。


運転会後のアフターは長距離移動し、横浜市戸塚にある「汲沢飯店」に移動。横浜で遊んでいた妻も合流して食事会となりました。

あらためて、良い貸しレイアウトでした。
参加された皆様、おつかれさまでした。また今回もありがとうございました。