骨まで愛する103系2015年02月01日 22:23

首都圏から103系電車がその姿を消してから間もなく10年。その最後の活躍が大幹線の常磐線快速電車であったことは、何度か弊ブログで書いてきました。
その「圧倒的な輸送力」を最大限に活かした15両編成と、苦手な高速域での「断末魔のような走り」は、いまでも胸が熱くなります。

そんな103系を、自分は頭で理解するレベルを超えて骨身レベルで愛していたことが、偶然今日分かってしまいました。

毎週日曜日はスポーツクラブで運動をすることが習慣になっており、いつものように今日も40分ほど音楽を聴きながらクロス トレーナー(ルームランナーみたいなもの)で運動をしていました。
その時、選曲に飽きて、たまたま常磐線103系の走行音の録音を選んだところ。
何と、いつもよりも10%以上重い負荷で運動をこなすことが出来ました。足回りのみならず全身にかかる負荷、それでも103系の激走音にシンクロして動く体。北千住〜松戸間の録音でしたが、ちゃんと減速するときには運動のペースも落ちます。そして終わった後はいつもより激しい疲労感。

本能に働きかけると体が覚醒する事を実体験した、そして103系電車というものの存在を再認識した、とても貴重な体験でした。

江ノ電風味もするミニレイアウトの工作46-建物小物の塗装・続き2015年02月02日 05:18

日曜日は、缶スプレーでできる範囲で、建物に付随する小物等を塗装しました。
本当はレイアウト関係小物の準備の塗装をしたかったのですが、準備が全くできていませんでした。

塗装で使ったのは、濃淡グレーとマホガニー。以前製作した窓の縦格子や踏切踏板も塗装しました。
(写真上)和菓子屋さんの縦格子と角の住宅の建て増し部分はマホガニーに塗装するとともに、ブロック塀(GM)と角住宅の屋根はグレーに塗装。
(写真中・下)GMの踏切に付属する踏切小屋は、小さくてサッシが木製の、クラシックで好ましい出で立ちです。1棟はストレートに組み立て、もう1棟は茶色の平屋住宅(これもGMキットの改造品です)の建て増しに使います。もとの建物もクラシックな焦げ茶色に塗ったものですので違和感なし、窓が無くトタン屋根ですので、納戸っぽくも見えます。
また、レイアウトの隅に置く木造詰所ですが、建物を置いただけでは橋脚用の孔が出てしまいますので、プラ板をマホガニーに塗ってベースをつくり、その上に建物を接着します。普段の運転では、このベースで橋脚用の孔を塞ぎます。

直帰の罪悪感2015年02月03日 22:30

今日は都内に出張でした。
用件が無事終わり、その脚でサラリーマンの聖地こと新橋へ。
SL広場なのにSLがいない。。。

ともあれ、サッポロラガーを出してくれる立ち飲み屋でまずは一杯♪
時間はまだ午後6時半でしたが、こんな時間に呑んでていいのか(いつもは残業の時間です)、激しい違和感と仕事を残してきた罪悪感とに苛まされます

後ろめたい気持ちをアルコール消毒して、向かったのは、趣都秋葉原。
この 光景、激しく萌え〜です。

で、今回は「お土産」があります。
最近、Nゲージの大手2社の製品が揃いそうな、50系客車です。
関東地方ではあまり縁のない車両でしたが、「レッドトレイン」として、ローカル線列車の近代化に大きな貢献をした、50系客車の模型です。
1980年代からのロングセラーであるトミー製の中古品が市場に出回っている模様ですので、中古を2両身請けしてきました

写真上が、品番2501の現行オハフ50、写真下が、品番2530の旧製品オハフ50です。
窓のHゴムが嵌め込み式になっていたり、屋上のベンチレータが別パーツになっていたり、いろいろ進化している部分があります。ただし「波板」をちゃんと再現している下回りとか、スケール的には微妙ながら所属表記や車体重量をちゃんとレタリングで表現していたりと、旧製品の方がきちんと再現している部分もあります。

自分にとって50系客車といえば、青森に就職した友人に連れられてよく乗った、北斗星間合いの派手なEF81が牽く、東北線(盛岡〜青森)の普通列車が一番ピンと来る姿です。

JRになって旅客と貨物が分離し、「貴重な機関車を効率的に使う」必要が薄れた後でも、寝台特急を牽いて昼は暇している特急用の機関車を「効率的」に使う、客車列車の優位点を最後まで活かした列車でもあります。

好きな新幹線2015年02月04日 23:08

北陸新幹線開業を間近に控えたある日、2児の母親でもある職場の同僚と、「好きな新幹線」の話になりました。

同僚曰く「東北新幹線(のE5系)よりも北陸新幹線の新車(E7系)の方が好き。東北新幹線はデザインが本気出し過ぎていてなんか嫌」との事でした。
E5系新幹線

E7系新幹線(http://www.uraken.net/sozai/railstation/uraken/kabegami.html素材)

確かに、著名なデザイナーがデザインしたE7系は、列車全体に一貫する「美しさ」があると思います。さながら映画に出てくるヨーロッパの列車のような「美の塊」ともいうべき、たいへん良くデザインされている「作品」だと思います。

しかしながら自分がE5系推しなのは、まさにその「本気出し過ぎている」ところ。
「鼻」が不恰好に長過ぎて客室とのバランスがとても悪いですが、これも非常に厳しい制約(車両限界やら環境基準やら)を満たしつつ日々世界一の速度で安定して営業し続けるための「必然」で決まったもの。

「造形」の入り込む隙がないくらい追い詰められ煮詰まった「造形」に、強い機能美を感じ、それが自分の「E5系推し」の理由かなぁ、と思います。
同じ「世界のトップランナー」であった500系も、同じ理由で好きです。
そんなE5系の車内、ありがたいことに昨日出張で乗ることができた時に撮ったものです。
普通車の「動く枕」が絶妙な柔らかさで、あまり優等列車乗り慣れしていない自分でもハッキリ分かる、なかなか快適な椅子でした。

遠ざかるMT542015年02月07日 23:59

今日は1日仕事でした。
そういえば茨城で使われていた「銀電車」こと415系ステンレス車も、そろそろ引退。後継車が密かに増えつつあります。

国鉄電車特有の抵抗器のブロアー音も、MT54のモーター音も、早めに堪能した方が良さそうです。