さよなら小山駅水戸線ホームの駅そば2015年03月28日 12:30

ようやく年度末の諸々が終わりを見せつつあり、終電やら泊まりやら休日出勤やらとの腐れ縁が切れつつあります。

そんな土曜日、疲れた体を引きずって向かったのは栃木県の小山駅。前もブログで書いた「昔ながらの駅そば」ですが、3月末で水戸線ホームでの営業が終わる、とのことで、名残も兼ねてここで昼食を摂りました。

飾りっ気のない店構えに、蕎麦うどんと卵・天ぷら・山菜・きつね程度の素朴なメニュー。
「食べる」よりは短時間での「補給」に特化したとすら言えるスタンドですが、それでも昼時のいい時間ですので、水戸線へ乗り換え列車が着くたびにスタンドに吸い寄せられる人が見られました。
注文した天玉蕎麦は、味の濃い関東風で数十年変わらぬ普通の味わいでしたが、駅のホームで手軽に食べるのにはこれで必要十分、むしろ手がかかっていない点が逆に「國鐡プレヰ」感があり、昔と変わらないこのまま残って欲しい駅蕎麦でした。

駅構内サービス機能としては駅ナカ店舗の充実で良くなっているのですが、やはり昔から馴れ親しんだものが無くなるのは、個人的には少し寂しいものです。

こんな感じのお店ですが、写真の東北線ホームの蕎麦屋は引き続き営業が続きます。
こちらのホームの蕎麦屋も、ずっと残って欲しいと思います。