あの頃の真岡線と下館駅に逢いに行こう2015年05月01日 23:59

朝、出勤途中にスマホと戯れていたら、すごいサイトに出逢いました。
懐かしい駅の風景~線路配線図とともに 下館 1987/9/6 動画 その1
駅構内配線と入換作業を主体に纏めているサイトですが、何と第三セクター移行前の、JR真岡線の姿が動画で記録されていて公開されています。

時は1987年、JR発足初年。まだ国鉄時代のシキタリが色濃く残る時代。特定地方交通線のレッテルを貼られたものの、第三セクター鉄道への移管で鉄路を死守した真岡線。移管スキームの絡みで、色々なところが「当時感」溢れています。
まさかビデオで残して頂けていたとは・・・・(感涙)
真岡駅の入換も、迷彩塗装の機関庫も、腕木式信号とタブレットから成り立つ至極人間臭い鉄道保安も、いちばん端っこだけ非冷房な401系電車も、クーラーが載っているのに電源が無くて冷房の効かないキハ28も、まだまだ中堅戦力で活躍するキハ45も、川島でセメント車を切り離して身軽になった下館行き5791列車も、朝の通勤輸送を終えて真岡支区に帰る気動車6両編成も、何もかもが激しく懐かしいです。。。
本当にもう、大満足です。

真岡線と下館駅/真岡駅だけで大満足でしたが、この他も濃厚なコンテンツがいっぱい。連休は懐かしい駅の風景~線路配線図とともにを、動画とともに楽しんで過ごすのも、良いかもしれません。

EF81 812015年05月02日 23:46

1年近く前、ジャンクで購入したEF80とEF81を仕上げる記事を書きましたが、EF81はお召し列車牽引の栄誉に浴した81号機に仕上がりました。
 * ゚・*:.。.:*・゜+ (ヨ(* ´∀`)E) うそです +.:*・゜゚・*:. *
つい魔がさして、発売されたばかりのKATOの完成品を購入しました。
家に配達されたときに妻が受け取ったのですが、最初は妻宛ての「(^・^)いっぱい」の荷物だと思っていたみたいです。

そんな訳でご開帳。
鈍く光沢を放つ塗装が美しいです。
ところで、トミー(写真右)とKATO(現行ロットは写真中央、1980年代末の最初期ロットは写真左)のEF81ですが、KATOの現行ろっとは少々ライトが小さく、全面窓が高いような気もします。もっとも、言われてみないとわからない程度の差異です。

しかし、厳しい要求に応えるべく、最新の技術で作られた模型ですので、このまま走らせても十分幸せになれます。最初81号機を作ろうとして放置しているトミーのピンクの機関車(写真右)は、別の機関車に作り変えることにします。

しかし。
もうすこし作り込みたいと思い、このまま走らせ・・・るのはおろか、線路に置くこともなく、この機関車は分解してしまいました。

果たして一体、どうなってしまうのか!?

はじめて真岡鐵道のSLに乗ってきました2015年05月04日 23:37

連休前半は、実家詣でで神奈川と茨城に行ってきました。
小山から乗った水戸線は、そろそろ引退が見えてきた415系電車です。編成番号はK528、いま残る最若番の編成です。

国鉄時代に増備された415系電車は、号車番号の裏に、謎のアルファベット1文字「は」が、号車表の後ろに貼られています。
一体何を意味する記号だったのでしょうかこれは・・・

実家の墓参りからの帰り道、真岡鐵道のSL列車が通りかかったので、スマホで撮影。
登り坂ですので、煙もいっぱいです。

そのSL列車でしたが、運行開始から20年を経て、すっかり沿線の風景に溶け込んでいます。
いままでは沿線から見るだけでしたが、今回はじめて念願が叶い、折本〜下館間の1駅間だけでしたがSL列車に乗ることができました。
電気機関車やディーゼル機関車とか異なり、発車時機関車から唸り音のしない、静かだけどちゃんと加速していく、独特の感覚です。
それも、水と石炭を人力で燃やして走る、原始的な原理で。

いま見れば見るほど、SLはドラマチックな乗り物でした。

サウスショア線の2階建電車12-窓埋めの続きと低屋根の工作2015年05月05日 17:36

火曜日、こどもの日。
連休前半での親戚宅詣でで疲れたので、今日は1日家でゴロゴロしたり家事をしたりしながら、サウスショア線の電車の工作の続きをしました。

29日に工作をした続き、窓埋めした場所を平滑に削り出します。朝早起きして、洗濯機を動かしながら、工作開始。
29日に窓埋めした際、接着剤が窓周辺のコルゲートにかかってしまいました。実車は扉部分までコルゲートが連続しており、今回の模型でもそのように作りたかったのですが、接着剤が飛び散って固まり、補修は難しそうです。
その範囲も含めて今回平滑に削りたいのと、これ以上工作によって傷がつく範囲を広げたくないため、削る範囲(概ね上下コルゲート2段分)を残してマスキングテープで覆います。

削る作業は定石どおり紙やすりを使用。削る部分を濡らしながら400番→600番→800番・・・と徐々に細かくしながら削り取ります。

削り終わったら、削り漏らしや孔の埋め漏らしがあるか確認するため、削った部分周囲をペンで塗って確認します。今回は手持ちのポスカを使用しましたが、これだと厚塗りになってしまいますので、止めたほうがよさそうです。

その後、パンタグラフ設置部分の屋根を切り継ぎ(101系用低屋根パーツを転用)で設置します。
まず切断部分(車両隅の屋根部分。概ね窓2個分)をレザーソーで切断。

その後、切断部分を置き換えるように、低屋根パーツを接着。屋根の水平/垂直がそれなりに出るように、また隙間が出ないように適当に接着します。

接着剤が固まるのを待ちます。

サウスショア線の2階建電車13-中間ドアの移設と改造2015年05月06日 13:24

連休も今日が最終日。天気も良く出歩きたくなりますが、そろそろお金の使いすぎが心配なので、昨日今日と家にこもって工作しています。

サウスショア線の電車ですが、中央部の扉の造りがベースとなるギャラリーカー客車に対して異なります。
ベースとなる客車は、中央部の扉は低床式ホームに対応できるよう低い位置についていますが、サウスショア線電車は高床式ホームにのみ対応する形ですので、もとの扉をくりぬいて付け直す必要があります。
まずは、扉周りをカッターで切って、デッキもあわせて切ってしまいます。

くり抜いた扉周りは、ヤスリで切断線周囲を削って形を整えた上、高さを詰める(今回の作例では、車端部の扉に転用するクハ115貫通扉にあわせて、扉下14cmの位置で切断しました)

また、車端部の扉は、中間部の扉にあわせて吹寄の補強材を表現します。扉周りに1mm角のプラ棒を接着します。中間扉と比べて補強材がちょっとゴツいですが、手持ちの材料で一番すっきりと再現できそうです。

扉をくりぬいた部分も、削って整えた後、扉裏部分にプラ板を切って接着。
扉部分が無くなったことによる強度の低下を防ぐためと、扉をもとの位置に正しく接着するためです。

扉を高さをあわせて接着。接着剤が固まるまではテープで固定して、位置が動かないようにします。
ただ、どうしてもカッターの刃が通ったことにより、扉周りの切断痕に0.数ミリの隙間が発生してしまいます。

隙間部分は、周りをマスキングテープで覆った後、パテで隙間を埋めます。
パテは削った後、扉周りの吹寄補強材とツライチになるよう、たっぷり掛けます。
たっぷり掛けても、マスキングテープで保護しているので、扉以外への付着は・・・多分、大丈夫なはずです。