サウスショア線の2階建電車13-中間ドアの移設と改造2015年05月06日 13:24

連休も今日が最終日。天気も良く出歩きたくなりますが、そろそろお金の使いすぎが心配なので、昨日今日と家にこもって工作しています。

サウスショア線の電車ですが、中央部の扉の造りがベースとなるギャラリーカー客車に対して異なります。
ベースとなる客車は、中央部の扉は低床式ホームに対応できるよう低い位置についていますが、サウスショア線電車は高床式ホームにのみ対応する形ですので、もとの扉をくりぬいて付け直す必要があります。
まずは、扉周りをカッターで切って、デッキもあわせて切ってしまいます。

くり抜いた扉周りは、ヤスリで切断線周囲を削って形を整えた上、高さを詰める(今回の作例では、車端部の扉に転用するクハ115貫通扉にあわせて、扉下14cmの位置で切断しました)

また、車端部の扉は、中間部の扉にあわせて吹寄の補強材を表現します。扉周りに1mm角のプラ棒を接着します。中間扉と比べて補強材がちょっとゴツいですが、手持ちの材料で一番すっきりと再現できそうです。

扉をくりぬいた部分も、削って整えた後、扉裏部分にプラ板を切って接着。
扉部分が無くなったことによる強度の低下を防ぐためと、扉をもとの位置に正しく接着するためです。

扉を高さをあわせて接着。接着剤が固まるまではテープで固定して、位置が動かないようにします。
ただ、どうしてもカッターの刃が通ったことにより、扉周りの切断痕に0.数ミリの隙間が発生してしまいます。

隙間部分は、周りをマスキングテープで覆った後、パテで隙間を埋めます。
パテは削った後、扉周りの吹寄補強材とツライチになるよう、たっぷり掛けます。
たっぷり掛けても、マスキングテープで保護しているので、扉以外への付着は・・・多分、大丈夫なはずです。