パンタグラフの交換補修2015年08月10日 05:44

土日の工作は、撮り鉄の合間を縫って、少しずつ壊れた車両の補修を行っていました。

まずはパンタグラフ。
東武50000系TJライナーのパンタグラフですが、1箇所破損していましたので、メーカー指定の分売品に交換します。
そういや昔同じ東武の30000系を入手したとき、パンタグラフの上昇姿勢が気に入らない、といって別メーカーのパンタグラフ(TOMIX C-PS27・・・ではなくPT7113Dでした。訂正します)を装備したっけ。。。帰ってから過去記事を調べて分かりました。
なんだか模型に対する姿勢というか情熱というか。。。だいぶ衰えているような。

同じくパンタグラフを載せ替えたのは、マイクロエースの417系電車。少し前まで仙台周辺で運用されていた電車で、5編成しかないマイナーな車両です。編成数が少ないことから、現場でも運用しにくかったのではないかと思います。
また、いまにして思えば、新潟〜酒田の羽越線周辺に持ってきて使用した方が、仙台近郊では過剰であった充実した耐寒・耐雪装備や交直両用の電気設備を、無駄にせず活用できたように思います。
国鉄末期のローカル線の救世主として登場した(キハ40系や50系客車と同時期に生産されました)割には、存在感の薄さも相まって、いろんな意味で不遇な車両です。
こちらもパンタグラフが破損して、さらにメーカーの分売もありませんので、他の車両からパンタグラフを持っていきます。
ベースとしたのはKATOの415系。しばらく前に入線したのですが、思うところがあり使用しないで放置しているものです。
この車両のパンタグラフを撤去し、417系に載せ替え。最近の製品らしく、パンタグラフを支える碍子がちゃんと高い製品です。

マイクロエースの製品も、KATOのパンタグラフも、パンタグラフ本体は4箇所ある碍子部分を屋根の細穴に通して固定するタイプですが、残念ながら両者では細穴の位置が車体長さ方向であいません。
そのため、屋根に0.8mm径のドリルで孔をあけます。

そのうえでパンタグラフを直接取り付け、孔がすこし緩いので木工ボンドを流して押さえます。

本当ならプラスチック小片を1.5ミリ四方に切り出してでパンタグラフ台も作り直してあげなければならないのですが、そこまでやっていると工作の規模が大きくなりすぎて、また途中で投げ出しそうになりそうです。
そうなっては元も子もないので、パンタグラフ台の作り直しは、次回の課題としました。