真岡鐵道モオカ63の整備 ― 2015年08月12日 07:40
弊ブログでは久々の登場となる、鉄道コレクションのレールバス。
というのが、レールバス前面のスカートがミニ過ぎて、どんなカプラーを選んでもカプラーとスカートとが干渉してしまうのです。
最初は、形が実感的で首振り幅の少ないTNカプラーを付けていたのですが、それでもミニスカートは収まりません。
高価な割には期待していた結果が出ず、途中で厭になっていました。一部は標準のアーノルドカプラーのまま、連結面間隔もバラバラのまま遊んでいました。
そろそろ何とかしたい、と思っていましたが、先日の関東鉄道気動車の加工をしていて閃き。カプラーはアーノルドカプラーよりはコンパクトで見た目がよいGMナックルカプラーを使ってみました。写真の、車両に着いたグレーのカプラーがそれ。
その代わり、カプラー交換部はスカート装置をきっぱり諦めます。スカート無しの少々間の抜けた面構えですので、カプラーの付いた面は連結専用とします。
このため、このレールバスは、2両または3両の連結運転専用、となりました。
無理にスカートを付けても、変形するだけです。。。
ここまで来たらナンバーも仕上げます。
製品には青で「モオカ63-1」と書かれていますので、色が近い東武用インレタから1文字ずつ失敬してきて「モオカ63-10」「モオカ63-11」としました。
かくしてレールバス3両が仕上がりました。少し連結面の間隔が広く、動力車と付随車とで間隔もまちまちですので、ここはGMナックルカプラーの狭い製品を買ってきてからの調整です。
金属キットを組み立てた、屋根がクリーム色の登場当時のモオカ63と並べて1枚。
実車ではなかなか3両編成というのは見ませんでした(下館口では陶器市その他の多客期の増結や試運転のみ)が、小鳥がラインダンスをしているようで、ちょっと微笑ましいです。
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