碓氷峠鉄道文化むらに遊びに行ってきました(前編)2015年08月31日 07:45

昨日は、青春18きっぷがちょうど2回分余っていましたので、電車で行って遊べる場所として「碓氷峠鉄道文化むら」に行ってきました。
急勾配区間専用の機関車を管理していた施設を、廃止後まるごと展示施設に改装したものです。
合わせて、国鉄末期から解体されずに保管されていた車両も展示されており、当時を知るファンから家族連れまで、設備を楽しめる設備となっております。

機関庫の中には、碓氷峠をスルーして運転される列車用に増備されたEF62が眠っています。
車内には入れませんが、屋内保存ですので状態は良いです。
機関庫の中は、鉄臭くまたしっとりと油臭く、作り物では作れない現役当時の雰囲気が強く残っています。

そのあと、「シェルパ君」と呼ばれるトロッコ列車に乗ります。碓氷峠区間はいまなおレールが残されており、ふもと3kmの区間を登り降りするミニ列車です。
運賃は片道400円。
終点には日帰り温泉設備がありますが、今年秋まで改装中です。

トロッコ列車は途中から1キロ走ると60メートル以上登る急勾配区間を走ります。肉眼でもその急勾配は分かります。
当時、碓氷峠区間は複線でしたか、トロッコの線路として残されているのは単線、
もう片方の単線は、遊歩道として整備されています。遊歩道はトロッコの先、横川駅から6キロ先のレンガ造りの碓氷橋まで伸びています。
ちょっとしたハイキングコースですので、家族で遊びに行っても、鉄道のことを考語りだしたら止まらない鉄道マニアの家族は「ふもと」で切り離して「放牧」して、静かに遊歩道散策を楽しむ、という遊び方もできそうです。

トロッコが走っていない区間もレールは残っています。ここから軽井沢までトロッコを走らせる構想もあるのですが、いろいろな課題があり、まだ実現はしなさそうです。

トロッコと遊歩道とで遊んでいるうちに昼になってしまいましたので、昼食です。
お昼はおなじみ「峠の釜めし」。横川駅では機関車の連結切り離しがあるため特急でも必ず停車し、その度に多くが売れた弁当です。
ふもとの「おぎのや本店」の店内で食事ができますが、お店はあまり広くないので、天気が良ければ釜めしだけ買って、外で食べるのが良さそうです。