失敗から何を学ぶか2015年09月02日 07:05

オリンピック止めるのもめんどくさい
先月後半から急に寒くなり、残暑を通り越して一気に秋深くなってしまいました。夏好きにしてみれば、まるで悪夢です。

悪夢といえば、昨日夜に2020年に控えた東京オリンピックのマークのデザインが撤回されました。

「L」の時に似たデザインが悪かったのか、これまでのデザイナーの仕事が悪かったのか、デザイナーの説明内容が悪かったのか、デザイナーに仕事を発注する人間の仕切りが悪かったのか、はたまた出て来たデザインの物語を汲み取らずデザインの形だけをあーだこーだした我々国民が悪いのか、ウルトラCでベルギー含む世界の方が悪いのか、関係者は誰も総括しようとしないので分かりません。

キールアーチの競技場旧案の時もそうでしたが、何が起きたのかが曖昧なままです。責任者や賠償問題にもつながる問題であり、曖昧なままの方がその場は取り繕えるとは思いますが、一連の「悪夢」からせめて引き出せるだけ知見を引き出しておかないと、将来絶対に悔いを残します。

本当に早い段階で、失敗学の先生あたりに診てもらった方がいいように思います。
グダグダかオリンピックにとどまらずリアルに国や我々の生活を傾かせないように。