荷物電車(70系のオトモ&北関東用荷電)05:屋根の工作2016年02月15日 07:30

日曜日は、製作中の荷物電車のキット組みをずっとやっていました。

今回工作中のグリーンマックスのキットですが、屋根上の配管関係が一切省略された昔ながらの仕様であり、まず配管関係をさいげんするところから始めないといけません。
これがネックとなり数年間放置していたようなもので、今回組み上げるにあたり、まずこの屋上ディティール問題をクリアすることにしました。
まず1.2ミリ径のどりるで屋根中心のパンタグラフ・ベンチレータ孔を開けます。
一応屋根裏には開ける場所を示すポンチが空いているのですが、特にクモニ83の場合はこれを無視して別の場所に開けることになります。

そのあと、ネット検索で得られた写真やら図面やらを見比べて自己流に解釈して、
配管の位置をけがいていきます。
この手の荷物電車では、一見どの電車も同じディティールのようですが、写真を細かく見比べてみますと、番台や実車を製造した工場によって、細かい配管の取り回しなどに違いがあります。
これは意外でした。

そのあと、パンタグラフ周りのランボードを切り出し。
キット付属品はクニャクニャになっていて使いようがありませんでしたので、手持ちのAU75用ランボードを切り出して転用しました。

配管の罫書きと屋上機器取り付け部に孔を開けた(裏から接着剤を流して屋上機器を固定するため)状態です。

最後に、ランナー引き伸ばし線で配管を接着。輪っか状に巻きついて配管を止める「配管止め」は省略し、屋根に直に接着します。

ここまでやったら接着剤を十分に乾かして、接着剤のハミ出し等を削り出しますが、それは次の週末です。