関西超弾丸行04-はじめての嵐電2016年02月16日 00:18

京都といえば「うなぎの寝床」。通りに面した間口の幅を節約するために、間口が広く奥が深い家。
バスで京都駅から西大路と大通りを逸れるにつれ、昔からあったような町家というか長屋が増えていくのが分かります。

そんな市バスに揺られて40分、嵐電の北野白梅町駅に着きました。
市バスにばかり注目してて、嵐電は今回はじめて乗ります。支線の北野白梅町駅はこんなお洒落な駅です。
しかし奥に回ると少しくたびれている様子。割れたガラスなど小林信夫のイラストに出てきそうな滋味がにじみ出ています。

ターミナルの中もレトロモダン。行き止まりの頭端式ホームが並ぶ、古き良きトロリーのターミナル、といった感じです。
いつの日か、こういう立派な屋根に覆われた「ターミナル駅」を、模型で作ってみたいものです。

ちょうどホームには、京紫色の帷子ノ辻行きの電車が止まっており、早速乗車。

嵐電は軌道線ですが、支線は単線であることも手伝って、地方の小私鉄みたいではさす。
これはこれでフォトジェニック。
基本国鉄〜JR好きの自分ですが、いつの日か単線の私鉄レイアウトを作って、しっとりと遊びたいです。

そのまま終点の帷子ノ辻に到着。上りの四条大宮行きに乗り換え。
来た電車は江ノ電コラボカラーでした。
モデモで出てたかな〜?

嵐電本線は都電荒川線のように、ところどころ併用軌道を交えて街中を走ります。
昔ながらの旧型電車ともすれ違い。
今回は終点まで行かず太秦天神川で地下鉄に乗り換えましたが、次回はちゃんと四条大宮のターミナルから都の西北嵐山まで、嵐電本線を乗り通したくなってきました。