今年のトレインビュー2016年02月09日 00:26

日本一有名な単線区間の沿線にある宿が取れました。

※業務連絡
炒飯大盛りでお願いしますm(_ _)m

関西発2時間前。夢はひろがりんぐ2016年02月10日 20:30

さてこれから突然ですが大阪に行ってきます。

発端は、録画したテレビを見ていて「ウィラーのコクーンシートって何かカッコいいし快適そう。飛行機のビジネスクラスの個室風みたいだ」という話をしているうちに、妻の旅行好きスピリッツを揺すってしまった事。
アレヨアレヨといううちにいつの間にか夜行日帰りの強行軍が決まってしまった。そんな感じです。

ありがたいことに、繁忙期の仕事も休めそうです。

で、明日午前中は妻をUSJで遊ばせつつ、絶叫マシン苦手な自分は別行動の赦しを得て「絶叫しないマシン」に乗ることにしました。

思い出したのが、宮脇俊三が「時刻表2万キロ」の最初の方でボヤいていた「地域別乗り潰し」。関西圏で一番未乗がある和歌山県では、奈良県と和歌山を結ぶ和歌山線の北宇智以南(何故・・・)と紀勢本線支線(和歌山〜和歌山市)が残っており、大阪から半日で一気にカタがつきそうです。

しかし時刻表を調べてみると、和歌山線の高田から和歌山までまるまる2時間。思ったより時間がかかり、このためだけに和歌山に行ってすぐトンボ帰りになってしまいます。
そう考えると、大阪で自由になる明日午前中を全部和歌山線と「市線」のみに突っ込むのが惜しくなってきました。

そもそも、和歌山線は各所で他路線と繋がっており盲腸線ではないので、別の和歌山旅行のついででも乗りつぶせそうだし。。。

自分の生涯のうちにJR全然を乗り尽くすことがあるとするなら、和歌山線と「市線」は、最後の方まで未乗線として残りそうです。

関西超弾丸行02-コクーンシート2016年02月12日 23:59

定刻、大阪行きの夜行バスは、利用客でごった返す東京駅近くのターミナルを発車。
WILLERの「コクーン」バス
始発のターミナルや今回使った「新高速乗合バス」については、いろいろ調べたり考えを整理してから、改めて書きます。

今回使った「コクーン」は、硬いパーテーションで仕切られた個室のような座席でが特徴です。座席を斜めに並べて限られた車内を有効に使っているものの、ものの、定員が1台で19人しかない、贅沢なバス(普通の観光バスで45人、長距離の夜行路線バスで標準的な3列シート車で定員は29人)です。

車内はこんな感じです。「繭」をイメージした丸味の強いパーテーションが車内に並んでおります。通路部分の幅が若干狭そうですが、パーテーションに丸味があるので、お相撲さんでも引っかかることなく通過できそうです。

乗ってみたら、想像以上に快適。座席のリクライニングも後ろの人に気兼ねなく出来るし、座席丸ごと揺りかごのようにリクライニングします。
座席には肉厚のシートカバーがかかっており、座席本体のクッションも相まって、上質な布団のようです。
リクライニングは140度で中国のような寝台バスのようには行きませんが、電動揺りかごリクライニングも手伝って、からだを伸ばて安眠できる姿勢になります。

硬いパーテーションで仕切られた半個室は、狭い中にもテーブルからコンセントからモニターから化粧直しの鏡まで一通り揃っています。
体や脚を硬いパーテーションに寄りかからせられるのが、とても楽です。夜行バスはカーテンで仕切られていますが、壁が硬いことのメリットを存分に体感できます。
憧れの、海外線ビジネスクラスの個室(スタッガードシートとか脚が伸ばせるシート)ような居心地もです。

座席とオーディオ操作の説明書。
なお、靴や小さなカバンは座席横の荷物入れに納められます。

バス内にトイレは無く、2時間おきの休憩でサービスエリアで済ませなければならないのは、好みが分かれる点でしょうか。(自分はこの点はあまり気にならず、むしろ車外に出るのも硬いパーテーションで仕切られているので他のお客さんへの影響は少ないことから、休憩時には好んで車外に出ました)
在来の3列シートの高速バスに比べ定員は2/3なのに値段は数百円高い程度で収まっているのは、新設や維持にコストがかかるトイレ等水回り設備を省略したことも一因と思われます。

ともあれ、7時間半の夜行の移動も、バスなのに疲れがあまりありません。夜行バスが苦手な妻も快適に寝れたと言っていました。
いい経験でした。コクーンに乗りたいためだけに大阪に行って良かったです。

関西超弾丸行03-京都へ、市バスを見に。2016年02月13日 09:44

大阪でバスを降りて大阪駅に行き、色が薄いながらもしっかり味の付いている関西風うどんで朝食。あまり太くなくコシもそこそこなので、朝向きの優しい味です。
大阪駅でUSJに行く妻と別行動。どこに行くか迷っていましたが、結局当初考えていた和歌山方面には行かず、東海道線で京都に向かうことにしました。
大阪駅と快速電車
大阪駅といえば大きい屋根ですね。ヨーロッパの駅のドームを大袈裟にした感じで、自分は好きです。

乗った快速電車よりも、後から来る新快速の方が先に京都に着くということなので、新大阪で乗り換え。
新快速といえば、急行や特急みたいな快適な転換クロスシートで有名ですが、自分がこれに乗るときは大体一番前でかぶりついており、実はあまりその恩恵には浴していません。
京都の手前で、大阪から乗った快速電車を追い越して行きます。

30分ほどで京都着。
京都駅といえば、まず大胆なデザインとボリュームで、景観問題にもなった京都駅の建物でしょう。
しかしこの駅、中央改札を出るとすぐ先が特急/急行乗り場の広い0番ホームが広がっており、外壁などの建材や調度品が今風に入れ替わっただけで、昔ながらの「駅!」という感じが漂っています。
駅入り口から改札を経るだけで階段も何もなくすぐホームが広がっている、駅ビルになった駅ではなかなかこう言う光景は見られず、自分が京都駅の建物を嫌いになれない理由(むしろ好き)のひとつです。

さてさてお目当は京都市バス。
公営交通にしては珍しく、20年以上の古いバスも複数残っていると聞きつけてやってきました。
大学の時も、鉄道研究会の自由テーマで「バスのメーカーの見分け方」なる冊子を作った時、当時は京都が東限だった西日本車体工業(今は廃業しました)のバスの取材で来て、全メーカー×2世代が揃った、そのラインナップに腰を抜かしたものです。

あれから20年、当時最新型のバスもかろうじで残っているみたいでしたが、残念ながら遭遇できず。(それでも、ナンバーが「京都22」で始まる古いバスは複数見かけました。咄嗟で写真は撮れませんでしたが、確か「6514」と「6515」だったような。。。)

しかし、「西工」と言われた西日本車体工業のバスのラインナップの豊かさは昔以上、バス車両の使用年数がさらに伸びたこともあり、全メーカー×2世代以上が揃っており、何がどうなっているのか頭の中で整理するよりも早くバスが通過していきます。
正直これを撮りたくて京都に来たのですが、目の前に展開される風景が想像を上回っており、写真すら満足に撮れませんでした。
写真上がいすゞまたは日野、(中型トラック用エンジン搭載のLV/KV234系)、写真下がUD(2004年式のUA272系)です。
20年前は、バスに乗るエンジンも昔からのエンジンがそのまま進化しており、各メーカーで大まかなルーバーの開き方の傾向が統一されており(時代の変化に伴い、少しずつ開口部が減っていった)なんとなくわかりやすかったのですが、それ以降のバス市場の縮小に伴うOEMの進行、排気ガス規制の厳しさによるダウンサイジング等エンジンの非連続的な進化により、昔からの「傾向」も全く読めなくなってしまいました。

もっとも、バスファン的視点はなく観光で使用する場合は比較的わかりやすく、「観光客が行列している路線に乗れば良い」です。

もう少し細かく言えば、京都の街や道路は碁盤の目に沿って整備されており、バスもそれ沿いに走っていることによる「わかりやすさ」があると思います。
京都駅から出る幹線バスはどの通りを北上していくか、イメージカラーごとに分かれています。また、東西方向の通りは北から「一条、二条、三条、・・・」と振られており、京都駅から北上するバスの停留所が「○○条」であればどのあたりまで北上したか掴めるようになっています。
その原則をつかんでいれば、途中「碁盤の目のどの辺にいるのか」、土地感のない観光客でも走るバスの車内でもなんとなく感覚で分かるように思います。


意気込みに反して、今回乗ったバスは京都駅から都の西端を走る205番の1路線だけ(1日券をフイにしました。。。)でしたが、それでも久しぶりに「ゾクゾク感」を感じました。
ちなみに今回乗ったのが写真上のバス(UD)、車体は同じでもシャシーメーカーが異なるのが写真下のバス(いすゞ)です。見た目も製造時期もほぼ同じ車体ですが、どこが違うでしょうか??

リバースで遊ぶ2016年02月14日 06:25

金曜日は、0時過ぎに会社から車で帰宅し、2時ぐらいに布団に入りました。しかし、運転中にモンスターを飲んだら変に元気になってしまい、なかなか寝付けなくなってしまいました。
エナジードリンクって清涼飲料水ですが、結構「効く」ことが分かりました。
モンスターの飲み過ぎには注意しましょう
そんな訳で眠いのと11日の強行軍の疲れが取れないのとで、昨日は昼まで布団から出れませんでした。トシのせいか、衰えが結構見られるみたいです。

午後になりようやく目が醒めたので、買い物に行って家事をして、余った時間でおもむろにお座敷運転を開始。
リバース線で運転
今回は生まれて初めて「リバース線」を組んでみました(写真上)。
「リバース線」とは、写真上の通りに線路がPの字状になっており、電車が走っているうちに自動的に方向転換してしまう、便利な線路配置です。
ただし、左右の線路で電気のプラスとマイナスとを取る鉄道模型の場合、リバース線を出る時に本線とリバース線とで左右の線路のプラスとマイナスとが入れ替わってしまいショートするという大きな問題があり、リバースの出入口でポイントと同時に本線のプラスとマイナスを入れ替えることが必要になります。
今回はトミックスのユニバーサルスイッチボックス(#5553)を使い、説明書通りに配線しました。運転自体は何の支障もなく楽しめましたが、電気がどんな流れをして線路に行っているのか、イメージが湧かずちょっと気持ち悪いです。

また、写真上のように線路を組むと、R140のS字カーブ部分で江ノ電の重連が必ず脱線してしまう(写真下)ことが判明しました。
これでは使い物にならないので、線路配置を変更。
リバース線で遊ぶ
R140のS字カーブに代えて、158,5ミリの直線を挿入。
思いつきのデタラメで線路を引いたものの、ちょうどぴったり納まりました。
今度は調子に乗って20m級車両も出してみます(熊本電鉄)。
20m級車両ですと、リバースの入り口で直進しようとすると脱線することが多くなります
(分岐方向は脱線することはありませんんでした)。何故なんでしょう。

でも、なかなかリバースは面白いです。
エンドレス(輪っか)ではない直線だけのレイアウトでも、発車させてから停止するまでの距離が単純に2倍になるだけではなく、特に機関車牽引の列車の場合は機関車の向きを変えなくても自然に戻ってきます。
なんか色々使えそう。。。

という訳で、善は急げ(笑)
全く脈略は無いですが、作りかけの状態で頓挫しているカーブモジュールを出してきました。

このボードから複線の線路を外し、今回の線路配置を載せてみます。
案の定、入りません(笑)
カーブのところでボードからはみ出しているのと、入り口のところでそもそもボードの長さが足りず、7センチ以上線路がはみ出しています。
思いつきでやってはみたものの、レイアウトボードの加工やら改造やらが必要になります。