震災後5年生きての感想2016年03月11日 00:27

ちょうど今日で、東日本大震災からまる5年です。
当時のブログ
 
不幸中の幸いで、当時仕事をしていたあたりでは大きな人的被害はなく(建物の屋根の被害が多く、屋根職人氏が全く足りず建物の復旧はかなり長引きました)、余震に気を遣いながら無我夢中で土木関係の仕事の復旧の仕事をしていた記憶が強く残っています。
 
あれから5年、喪われてしまったものはやはり大きく、俯瞰してみれば未だ取り返しはついていないように思えます。
また、震災のせいか情報化社会の進展のせいか経済が想定通り廻っていないせいか不明ですが、以前に比べて揚げ足の取り合いというか足の引っ張り合いというか、ギスギスした世の中になってしまった印象があります。
世の中ごと変わっているのに、その構成員だからと言って自分だけ反省するのも面白くありませんが、せめてこの5年間で「変わった」事実は受け止めたいと思います。
震災というよりも、震災を経験した自分を含めた人間の認知認識に関する感想になってしまいました。