C11 227(トーマス)の工作11-完成しました2016年08月07日 06:41

紆余曲折はありましたが、トーマスに改装された後の、大井川鉄道のC11 227号機が完成しました。
トーマス完成、試運転好調

最後、パーツ紛失で懸案になっていた先輪ですが、ホビーセンターカトーで分売パーツの有無を確認しに行ったところ、先輪及びC11用先台車の分売は無い(修理対応)とのこと。こんなにしてから修理と言うのも如何なものかと思っていたところ、旧製品のD51(#2006)用先台車を発見(写真左)。これの先輪なら転用可能じゃね?と思って購入したところ、先輪の車軸径もほぼほぼ同じ(写真右)。
(※先台車そのものは微妙に形が異なることから、D51用先台車はC11に付きません)
装着してみたところ、最近の生産品のようで、スポークこそ抜けていないものの、車輪の輪幅が薄く、車輪そのものも黒染処理してある模様で、見た目も良くなりました(写真下)。

さてさて、満を持して試運転。
今回は、動力系は分解しないで製作したことから、元の製品の状態を損なわず快調に走ってくれました。今回工作する際に大いに参考にした豊沢さんの作例を、さらに下回りの分解組立に自信がない人でも安心して工作できるよう簡略化しましたが、その甲斐がありました。
(実は動輪塗装中に、第3動輪のピンが両方抜けるハプニングがあり、それを復旧したのでちょっと心配でした)

今までの作例と異なり、今回は着工から完成まで1ヶ月かかりませんでした。キット自体の出来が良かったのと、プロトタイプに対する思い入れや拘りがあまりなく、途中で考え込むことなくどんどん工作が進んだのが良かったと思います。
反省点として、塗装済みキット自体はあまり組んだことはなかったのですが、実際初めて組んでみると、パーツ同士を隙間段差なく組み立てるのがかなり困難でした。今回のトーマスは単色塗りでしたので塗装しましたが、各部分ごとに隙間段差修正・組立・塗装・ステッカー貼りの順序を、もっとよく考えた上で組み立てた方が良いように思いました。

子供受けもバッチリの可愛らしい外観。元のトーマスはCタンクですので、イメージも似通っています。
ここまで来ると、オレンジ色の客車を作って、編成にしたくなってきます。