500円でお釣りがくる堅いジオラマベース01〜ベースの選定2016年09月14日 00:01

いままで、何回か「200円で出来るレイアウトベース」を制作しブログにも載せてきました。
ストラクチャーの下に道路とかが表現されていると、組線路の運転がだいぶリアルになるし、ストラクチャーとベースとが固定されていれば、設営や撤去も楽に出来ていろいろ捗りそうです。
写真はこのベースを活用して展示した、「第4回下館駅なか・駅前フェスタ」の展示状況です。

今までは厚さ5mmの発泡ボードが軽くて加工性良いことからベストと思っていたのですが、発泡ボードでは柔らかくて曲がってしまい建物の固定には向きません。
建物を固定するなら、硬くて反りにくい適切な合板がベースに向いてます。

そこで試しに、自宅にストックしていた集成合板(実測3mm厚)は、片側にしか化粧シートを貼っていなかったこともあり、歪みが大きくて使い物になりませんでした。
両面に塗装したり両面に化粧シートが貼ってあったり、加工は両面にされている材料を使用するのが良さそうです。

反りにくさと合わせて問題になるのが合板の厚さ。KATOのユニトラムが下から線路面まで7ミリ、トミーのファイントラック併用軌道が5ミリ、いままで使ってきた発泡樹脂ボードが5ミリですから、5〜6ミリ厚の合板が良さそうです。
表面仕上げのことを考えると、木目の無いMDFなどの集成材を使った方が表チュルチュルで楽チンですが、3ミリ厚さでは上記の通り「お察しください」なところ、5ミリに厚さが増えたところで、どこまで反らずに保つのか、見当がつきません。

考えていてもラチが明かないので、早速買って試してみました。
ボードの工作で消耗したくないので、ホームセンターで扱っている市販のボード寸法をそのまま使用(寸法が合わず切断する場合も、1切断1コインで済みます)。
450×300で5ミリ厚のMDF板(集成材)と、半分の大きさの225×300で6ミリのシナベニア板とで比較してみます。
双方にサーフェイサー吹いて、舗装を印刷した紙を貼って、経年具合を見てみることにしました。
お役御免になった、5mm厚の発泡ボードは、カーブとかに合わせて使用してみます。

さてもう一つの大きな課題、収納。
本来弄りたい工作物ではない模型収納に、あまり手間暇かけたくないところで、どうしようか考えた結果、amazonのXMサイズの箱やフェリシモの箱が、ちょうど転用できそうです。

例えば 上の例のフェリシモの箱、いい感じで内寸24cm×36cm程度、半割りサイズ(225×300)がすっぽり収まります。
高さも内寸7cmで、2階くらいの建物が入ります。
ボード1個1個は箱に収め、箱を3〜4段重ねて、衣装ケースなど強度のあるプラ箱におSまえる。
人呼んで「青首だいこんメソッド」。

衣装ケースの中にダンボール箱を重ねるて収める方法で、ことで、レイアウトやモジュールの保管性・可搬性・耐衝撃保護性・収納性を著しく改善できます。