関鉄のゼロ-01鉄コレキハ310を買ってきました ― 2016年09月18日 09:01
さて、秋の3連休を待っていたかのように、鉄道コレクションの「関東鉄道キハ310」が発売になりました。
この車両は、1977年、宅地開発の進行で輸送力不足に悩んでいた関東鉄道が、老朽化した国鉄キハ17を購入し、車体を丸ごと載せ替えたもの。電車と見紛うようなサッパリした3扉車です。
「ゲテモノ気動車天国」と陰口を叩かれそうな昭和の関東鉄道において、(自身も充分ゲテモノながら)通勤輸送に最適化された大変スマートな外見と設備を持つこのグループは、合計8両が製造されたのみならず、後継のキハ0を含め一大勢力を作りました。
現在も、エンジン・台車換装、冷房化、方向幕取り付けとヘッドライト移設、塗装の変更を行い、キハ310は6両がそろそろ製造40年になろうとする今なお現役です。
さて製品。
方向幕取付済の出来がいい外見で、実車のサッパリした感じを上手く表現できています。
なお方向幕は現行の「水海道乗換下館」が印刷されています。
鉄道コレクションはごく稀に塗装の不十分や傷が見られる製品も販売されておりますので、今回は2セット購入し、じっくり見比べて状態の良い2両を選び、そのまま動力化しました。
残り2両は、後継車キハ0の登場当時の姿に改造する予定です。
動力ユニットは標準の鉄コレ動力ではなく、(去年のキハ2100同様)いつもの煩いギア音が逆に実感的なGM動力(先々代の黒ウェイト)です。簡単な加工ですんなり納まります。
動作確認を行ってから、床下機器を製品から移植して、台車枠を別売りの補修パーツ(DT22用)に交換します。
連結器は、今回は車体前側はシンキョーカプラーを使用。キハ35の車体マウントの連結器ともGMナックルとも連結できます。
ただし、スカートは連結器に干渉しないで付ける方法が思いつかず、未装着です。キハ2100同様、KATOキハ35用ナックルカプラーが手に入ったら、換装したいところです。
かくしてキハ310整備終了。
今回は使用した動力ユニットの個体差なのか、発進時にターボのようなキュイーンという音を発します。(実車もターボ付きです)
残る2輌は、これから改造です。
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