500円でお釣りがくる堅いジオラマベース03〜市街地の道路を作ってみました。2016年09月19日 05:54

お座敷運転でストラクチャーを固定してそのまま線路際に置けてしまえる、ジオラマベースを工作中です。
来月末に使う予定ですが、あまり時間がなく、考え始めて手が動かなくならないよう、チャッチャと工作を進めました。


まずベースボード。
通販の箱いっぱいの寸法になるよう、ホームセンターでベニアを切ってもらいました。約225×330mm、450×900の定尺から5枚作れます。
お値段は、板代とカット代で5枚800円。地方の、道路沿いにあるようなホームセンターで作ってもらった方が安く上がります。
ただし歪んでいる合板もまじっているので注意。今回は、1枚歪みが酷い材料があり、処分してしまいました。

続いて道路。旧作同様、手前に道路・奥に建物が来るように、道路中心が手前から7センチの位置に来るようにします。
道路は車道と歩道を紙に印刷し、ベースに貼るようにしました。
マス1個が1/150で30センチ四方になるよう、エクセルで寸法を合わせて作図します。
今回、歩道はレンガ風ブロック敷歩道に見せるように、茶色とオレンジ色との四角を互い違いに並べ、黄色い点字ブロックも合わせて印刷しました。

道路の寸法ですが、仕事でよく見る「道路構造令」に忠実に合わせたいところですが、実物に比べて長さ・曲線半径関係が大幅にデフォルメされた鉄道模型の世界に、構造令に忠実な道路を作ったら、すごい間延びする代物になりそうです。
考えた結果、幅だけは道路構造令に倣うようエクセルで作図。車線幅3mの4種道路(市街地街路)とし、右折レーンやバス停車帯をあらかじめ見込んだ均一幅になるように、車道と路肩と歩道の寸法を割り当てました(写真上)。

交差点ですが、バスが通過する際の隅切りの寸法を決めますが、大型車の軌跡の三心円描くのが('A`) なので、日野のサイトから軌跡図を拝借して軌跡書き。

道路を印刷した紙の接着は、液体やペーストですと、乾燥する際の収縮で変形するのが心配ですので、テープ糊で行います。

道路柄を印刷した紙を貼りました。
ベニヤ板に紙を貼っただけですが、車両を置くと少し実感的になってきます。
交差点はこんな感じです。あとは建物を固定すれば完成です。