岩原スキー場風モジュールの改修20172017年12月31日 08:36

来年早々にある、CKCモデラーズ倶楽部ののモジュールオフに備え、岩原スキー場風レイアウトモジュールの分解整備をしました。

線路含むモジュール全体に雪を降らせた無謀なモジュールで、モジュール内の店舗から一時期自分の呼び方が「やましん氏」になっていたインパクトのある作品です。
しかしこれまでのモジュールオフでは、このモジュールが原因の脱線が多発気味でしたので、今回線路を引き直すことにしました。
線路を剥がして、脱線の原因となっていたと想定されるカントを撤去し、線路を再敷設をしました。
カントは大変格好いいのですが、安定した走行が第一です。

そのあと、霧吹きでモジュール全体に木工ボンド水溶液を吹きます。
引き続きスノーパウダーを茶漉しでまぶしてモジュール上に雪を降らせます。

レールとフランジ通過部の雪を拭き取って、紙やすりでレール磨きとレール拭きをして、試運転をします。
とりあえず及第点。

あと、今回の改修に合わせて、山の高さを稼ぎたいもののリアルさに欠けていた、分割式の山頂を撤去し、跡地に中腹の食堂(やましん)を移築します。

モジュールオフ前に、1回通しで試運転してみたいところです。

鉄道模型工作で振り返る弊ブログの2017年2017年12月31日 19:02

今年は、身内同様にお世話になった方の訃報があったり、引っ越しがあったり。まぁ色々あった1年になりました。
そういえば、去年のまとめで「模型工作の方も平日帰宅してからの工作が全くできなくなり・・・」とありますが、引っ越しで家と会社とが近くなっても、状況はあまり変わらず平日の工作は進んでいませんので、まぁ体力の問題というよりやる気の問題だった模様です。 それでも、今年作ったのは、車両23両+飛行機2基+モジュール。出来高だけで言えば去年より大幅に上がっております。品質は・・・まだまだ頑張ります。

鹿島鉄道・筑波鉄道キハの工作(2017.1)
鉄道コレクション第22弾の夕張鉄道を切りついで、夕張鉄道から鹿島鉄道に渡ったキハ715の工作が中心。同時に切り継ぎで残った中間車を電車改キサハにしたり、トイレ窓周り加工でしばらく放置していた筑波鉄道キハ811とを同時に仕上げました。 一連の工作で一番楽しかったのが、このキサハの設定を考えるところだったりします。

高架路面モジュール補修'17(2017.2) ニューヨークのブロンクスちほー等にありそうな「炒飯通(Chaofan Street)」を作ったモジュール。
完成してから数年たちだいぶ傷んできたため、配管や線路下の鉄骨中心に補強を実施。
元のヨコハマタイヤが転がるそ場末なイメージはのまま、弱いところはだいぶ補強材を入れたので、しばらくは現状のまま遊べそうです。

E501系水戸線(2007〜2017)(2017.3) 今年冬に真岡鐵道C11の関連商品として発売されたトミーテックのE501系水戸線。
当方も以前(2007年)に、床下機器を本来の交直流型に換装して、ジャンク品ベースで整備した車両を所有しております。
この時の床下機器を一部再用し、足りない部分を改めてGMキットの床下から整備して作ったのが、今回のE501系です。
既製品流用の床下機器が多くストレスが溜まりがちな新型電車ですが、キット付属品のつなぎ合わせだけでなく、もう少しシステマティックに作りたいものです。

飛行場ジオラマベースの工作(2017.4) 昨年冬に買ったボーイング787のプラモデル。1985年刊行のGMマニュアルにあるように1/144の飛行機キットをうまく使えば鉄道模型の世界が広く広がりそう、と思って買ったものです。
飛行機もレイアウトにポンと置くだけではなく、ストラクチャーの中に埋めると色々楽しそう。そこで、飛行場ハンガーに流用できるGMバス車庫キットを組み込んで、重ねて保存することが可能なジオラマベースに仕立てました。

ドイツ風急行客車(特急用)(2017.5)(2007〜2017)(2017.3) 欧州型のNゲージ鉄道模型とういうものは結構高額で、車体長さも日本型に比べて長く、日本型メインで遊んでいると同じNゲージとして若干敷居が高く感じるところです。
そのため、機関車は頑張って舶来品を買うとして、客車は日本型ベースで安く挙げられないか?と遊び方を20年近く考えていたところ、なかなかうまく行かず悩んでいたところです。
そんな中、681系特急電車の車体が余り、いい使い道がないか模索していたところで、「欧州型客車に改造してしまう」という無茶なプランが思いつき、試してみたのがDBAGの連続窓の1等車です。 合わせてアーノルドの古い長距離客車を塗り替えて、DBAG-EpockIVの2等車も作りました。 日本型ベースとはいえ、欧州型客車に混ぜても違和感は余りありません。

クモニ83817(2017.7) Assyパーツのクモニ83817が手に入りましたので、これをベースに手持ち部品を活用して激安で仕上げた2等車がこちら。
組み立ててみてわかったのですが、同じグリーンマックスのクモニ83と比べると、窓の大きさとかいろんなところが実車と模型とで異なります。 いい勉強になりました。

115系小山Y350編成更新車(2017.9) 今年6月にKATOの115系300番台湘南色が満を持して登場しました。
各部のディティールは115系の決定版とも言える満足いくものですが、側面方向幕を抜く等の改造により、JR時代の姿にしました。
実車は宇都宮線上野口最後の115系電車に使用された編成であることもあり、方向幕は最終運用の「通勤快速/宇都宮」「快速ラビット/上野」を選びました。 今年作った中で、一番のお気に入りの車両です。

ボーイング787とT-6テキサン(2017.9-10) 去年の年度末に買ったボーイング787と「ゼロセンはテキサン練習機を黄色く塗って誤魔化して置けば良い(シロウトは騙せる)の迷?言で有名なテキサン練習機を一気に組み立てました。
飛行機の模型は、今は無き模型仲間へのオマージュでもあり、南西航空色に塗ったYS-11を無造作に座席横のポケットに押し込んで運搬していた様子を、今でも鮮烈に思い出します。

JR東日本583系9両編成(2017.11-12) 中古模型市で、583系7両が動力込みで5000円という破格値で仕入れた車両たち、JR時代の模型ながらメーカーの違いを自然に納めるために、モハユニット同士のウェザリングをバラバラに仕上げた9両編成。
KATOのヘッドマークも綺麗に出す方法もあみ出せて、お気に入りの9両編成になりました。

そのほか今年は、25年ぶりに山登りを再開したり、深海の水圧で発泡スチロールが圧縮される様子を試してみようと思い、ブタメン容器と一緒に海に潜ったり(失敗)、色々挑戦できた1年でした。 来年もいろいろ作ったりやってみたり充実した1年を迎えたいところです。
 
改めまして、今年1年、弊ブログをご覧いただきありがとうございました。 
よいお年をお迎えください。