会津運転練習合宿(1日目PM)2018年05月05日 23:59


会津若松に着いたらレンタカーを借りて、白虎隊終焉の地、飯盛山へ向かいます。

建物の中がサザエを思わせる螺旋通路になっている、世界でも例のない建物の「さざえ堂」こと「旧正宗寺三匝堂」を拝観します。螺旋状の通路を登って通って行くと、自然に右回りに3回廻ることで参拝できるようになっておりますが、登りと降りの2つの螺旋の組み合わせが巧みで、一説によればレオナルド・ダ・ヴインチの影響もあるとも言われております。

そのあと、飯盛山の中にある白虎隊自刃の地に向かいます。奇しくも今年は、江戸城無血開城があり戊辰150年、明治新政府軍と会津藩他旧幕府軍との間で戦闘が行われた年でもあります。
武家の男子で構成された「白虎隊の悲劇」の舞台になった飯盛山ですが、山から見下ろす城下は今では建物が多く並んでおり、「城が燃えている」の鶴ケ城は見渡しても分からなくなっております。

そのあと、運転を家族に変わって練習開始。山道を裏磐梯方面へと抜けます。

山を登るに連れて気温が5度を下回ったり、残雪が残っていたりと寒さが厳しくなってきます。天気も雨が降ったり止んだりで安定しません。まだ残雪が残る「幻の滝」を拝みます。

その後、磐梯山噴火の影響で出来た五色沼に到着し、ターコイズブルーの毘沙門沼を眺めます。
しかし冷たい雨が降っているため、五色沼周辺の散策は断念、レストハウスのコーヒーと甘酒で暖をとりながら、湖を眺めて撤収しました。

昼食は途中の食堂で、郷土料理のこづゆとわっぱ飯をいただきました。

その後、家族の運転で裏磐梯を1周し猪苗代湖に到着。山道を約100kmに渡って運転したことから、殊勲甲といったところでしょうか。
猪苗代湖では、翁島で湖岸に降りて白鳥を眺めます。

午後5時、温泉に入ってからレンタカーを返却し、そのまま宿に入ります。
夕食は飛び込みで入った居酒屋で、地酒を肴に夕食をいただきます。山の地であり、ニシンといえば身欠きニシン。北前船文化の名残でしょうか、山椒漬けでいただくニシンが大変美味しかったです。