会津運転練習合宿(2日目)2018年05月11日 23:59

明けて5日土曜日。泊まった旅館のおかみさんと今日の旅程の話をして居たら、先方から会津若松に停車する「四季島」の話題になりました。
なかなか乗れる列車ではなく、鉄道ファンでも縁の薄い列車ですが、こうして話をしていると、地域起こしや観光と言った視点で、地元の人の話題になっているのは素直に喜ばしいことだと思います。

そんな訳で会津観光2日目は、列車で蔵の街喜多方に移動。
名物の喜多方ラーメンは、とにかく混んでいる店は行列になっており、並んで待っているだけで日が暮れそうです。
混雑を回避すべく、旧米沢街道沿いの小田付(おたづき)まで出て、街道沿いの「蔵前」でいただきます。
蔵の建物を改装したお店で、チャーシュー麺をいただきます。チャーシューで肉感的になったスープに麺がモチモチで大変美味しくいただけました。
家族はエビ・ホタテ・たまご入りの「蔵前ラーメン」を注文。チャーシュー麺と比べてみると具だけでなくスープも異なっており、ほんのり海の味もしました。
 
 ラーメンの後は蔵の街を散策。
ここ喜多方は酒の街でもあり、飛び込みで見学ができる酒蔵の見学と試飲(試飲では済みませんでした。。。)。
モーツアルトを聴かせて熟成させた小田付の小原酒造と、市内中心部ふれあい通りの清川酒造とを見学。
どちらも、京都の長屋のように奥行きのある蔵で、冬に仕込んだ酒が貯蔵・熟成されておりました。
酒屋の見学の案内(小原酒造)。食品検査をしたところモーツアルトを聴かせることで酵母の働きが有意に良くなるとのことで、今は亡き宮脇翁に是非飲んでいただきたいと思いました。
お酒のでき方(小原酒造)
熟成庫(清川酒造)。
このほかにも酒屋さんに行き試飲をしました。電車旅ならではの醍醐味です。

旧街道沿いの小田付の蔵の街並み。なんでも、街道沿いの「喜多方でもっとも古いまち」とのことで。江戸時代〜明治期の蔵造りの建物が多く、風情が感じられます。
喜多方の男の生き方として「一生かけて自分の蔵を作る」という文化があったらしく、蔵どころか借家暮らしの自分にとって大変耳が痛いです。
会津の男衆といえば「朝寝朝酒朝湯が大好きで、それで身上潰した」と唄われており、大いに参考にしていたのですが・・・・おかしいなぁ。。。

そのままほろ酔い加減で中心部のふれあい通りに移動。
通りでは子供の日で歩行者天国をやっており、出店も出て賑わっておりましたた。
その後、最近出来たようなラーメン神社にお参りして、ほろ酔い(?そんなんだから蔵が立てられないのも当然)で市内散策。
途中、GMの商家キットのアレンジ向きの建物も発見。
側面がトタン板仕上げになっております。

午後4時、会津線・野岩線周りで帰京。
普通〜特急リバティの乗り換えで、午後9時までの5時間乗り通しでした。
特急リバティは静かで乗り心地も大変よかったのですが、それでも会津鉄道の定尺レールははっきりと分かりました(揺れて煩い)

運賃はJR経由でも東武経由でも変わらず4000円強程度です。
かくして夜の9時すぎに帰京。
楽しいことがギュッと濃縮された2日間ですが、二人とももう若くなく、疲れを1週間引きずってしまいました。
もう無理は効かないトシになってしまいました。。。

【会津運転合宿(2018.5/4〜5)まとめ】