北東北に進路を取れ'18-10_また来る日まで2018年08月25日 11:32

青森では「ねぶた祭りの終わりと同時に秋が来る」と言われておりますが、この日は朝から爽やかな秋のような気候でした。
夢のように楽しかった5日間の北東北旅行も今日で終わり、楽しい夏の日が暮れつつあ流ようで、寂しい気持ちを感じています。
最後、名残惜しみに青森市内を観光して廻りました。
青森といえば昔青森と函館とを連絡していた青函連絡船。今もその中の一隻「八甲田丸」が岸壁に係留されております。
連絡船はご存知の通り船の中に貨車を積める船で、青森駅には貨車積み込み用の連絡橋が残されていました。
橋の半分は塗装されて綺麗になっています。
貨車の積み込みもさることながら、青森駅と連絡船の連絡デッキも残されておりました。
昔の連絡船時代、青森駅先端の跨線橋から連絡船目指して小急ぎで渡る乗客も多かった時代が偲ばれます。

そんな青森駅も連絡船の運航が終了してから30年、あたりはすっかり再開発が進んでおります。
青森港を横断するベイブリッジの下に、ねぶたの家ワ・ラッセとA-FACTORYの建物がおり、駅前だけでちょっとした観光気分を味わうことができます。
A-FACTORYは建物内でシードル(リンゴの醸造酒)を作っており、試飲もできるようになっております。
飲みやすいものから強かなものまで、シードルといっても色々な種類があるのを体験しました。

そのあと、見送りに来ていただいたK氏夫妻と合流し、大西の札幌ラーメンをご馳走になりました。
本当に今回の旅行後半の青森では、K氏夫妻に何から何までお世話になりました。

そうしているうちに列車の発車時間に。青森から新青森までは特急つがるで移動。
接続時間が20分近くあったので、乗り換え連絡通路ではなく一旦改札外の売店に出た方が良かったかもしれません。

連絡通路でウロウロしているうちに東京に戻る新幹線の発車時刻に。
4時間近くで自宅に戻って来てしたが、戻って来たらあれだけ酷い暑さだったのが収まり、青森の秋風も一緒に連れて来てしまった様です。