相鉄・JR直通線初乗り2019年12月30日 16:54

月曜日、都内へ買い出しに行ったついでに、ちょうど1ヶ月前に開通したばかりの相鉄・JR直通線に乗りに行ってきました。
この路線は、2004年に公式に構想が公表されたもので、相鉄線の新線(神奈川東部方面線)と東海道貨物線が交差する横浜羽沢駅に連絡線を設けて、相鉄線とJR線とを直通させるものです。
構想の公表からちょうど15年後の今年11月末に、(相鉄)西谷ー羽沢横浜国大ー(鶴見)〜新宿・埼京線方面が開通しました。
乗り込んだ列車は相鉄が直通用に誂えた12000型。運転台が低いことから前面眺望はよく、また車内には相鉄伝統の「鏡」も付いていました。

開業から1ヶ月経っているにも関わらず先頭車の一番前は多くの鉄道ファンが詰めかけ、注目の高さが分かります。
列車は、新宿駅を出発し、恵比寿・大崎と湘南新宿ラインと同じ停車駅を泊まっていきます。2分前に湘南新宿ラインの列車が先行しておりますので、それに続行するように走っていきます。
多くの乗客が乗ってきた武蔵小杉を過ぎたら東海道貨物線に転線し、新鶴見の貨物駅の脇を通り過ぎたら東海道線と合流し鶴見駅を通過。
この間横須賀線・湘南新宿ラインの線路を外れて、写真のように京浜東北線・東海道本線も跨ぎ、いつも通っているような違う路線を通っているような、ちょっと擽ったい感覚があります。
鶴見を通過したら東海道貨物線のトンネルを通過します。武蔵小杉から羽沢横浜国大まで15分もかかりますが、列車はしゃかりきに飛ばすこともなく流れるように静かに走っていきました。
トンネルを出てコンテナがゴロゴロ積み上がっている貨物駅(横浜羽沢駅)を通過したら、すぐに地下に潜って羽沢横浜国大駅到着。明かり区間も高い防音壁が立っており車外の眺望は望めません。
再びトンネルの中を通って西谷駅に到着。西谷では快速列車と接続します。
乗車区間はここまで。
帰りは相鉄線で横浜に戻ります。
しかし帰りに乗った相鉄8000系、近代的な車両の内外装に対して、モーターや駆動系の足回りから来る音や揺れがします。相鉄らしいと言えば相鉄らしいのですが、大袈裟な例えをすれば一昔前に東武5000系に乗っているような錯覚を感じました。(相鉄ファンの方申し訳ない)

かくして今年最後の買い物は終了。買ったのは・・・
先頭車だけが積みキットになっていた、α-modelの近郊型電車のキットでした。
来年ゆっくり組み立てたいところです。