#2021新春荷電祭り08-クモユ141側面の仕上げ2020年12月29日 16:53

雨樋を削ってから、車体側板のヤスリ掛けをします。切継場所に盛ったパテやモールドで表現された「郵便・荷物」表記、車体に刻まれている塗り分け線モールド等の、余計なディティールを削ります。
大体の削り込みを400番の電動ヤスリで削ってから、800番の電動ヤスリで面を整えていきます。
荷物室扉の塗り分け線も手作業で削っていきます。
電動ヤスリ掛けが終わったら、1000番→1500番の紙ヤスリで表面を仕上げていきます。

車体表面のヤスリ掛けが終わったら、GMキットのクモユニ74・クモユニ82・クモニ83に共通する問題点「一段凹んだ乗務員室扉」の修整をします。
元の乗務員室扉をくり抜いて孔をヤスリで整形します。
タヴァサホビーハウスPN-409乗務員室扉の上部を削って、くり抜いた穴に嵌め込み、瞬間接着剤で固定します。
そうしたら再度車体側面にヤスリ掛けをします。2000番の紙ヤスリを使いました。

切継工作のため削ってしまった雨樋と郵便室扉ステップを復元します。
使ったのはPlastructの0.5mm×0.3mm角棒。もともと雨樋があった位置に流し込み用接着剤で少しずつ固定していきます。
ステップは車体全長にわたり接着し、余分な場所は切り取って、切り取り跡を整形します。

雨樋とステップの表現が終わったら、クモユ141独自の装備であるモーター通風用のルーバーの取り付けです。
車体四隅のルーバー取り付け位置に穴を開けて、裏から瞬間接着剤を流して位置出し。その場所にタヴァサ103系用ルーバーを少しずつずらして固定します。

かくしてクモユ141の側板が完成。前面は年明けです。