鉄道模型工作で振り返る弊ブログの2020年2020年12月31日 12:00


今年は、収まることを知らぬコロナ禍の影響で散々な1年でしたが、家でじっとしていることは多くなり、その結果かもしれませんが工作は捗りました(こんな形で工作が捗って欲しくなかった、という気持ちも正直に言うとあります)。

今年落成した車両は合計で20両と、近年(2019年は4両、2018年は9両、2017年は23両(+飛行機とモジュール)、2016年は14両)久々の大量竣工となりました。質の方も相変わらず手先が不器用でアレながらも、いろんなところで見たいろんなことを再現しようとして、少しはバリエーションの幅が広がったかなと思えるようになりました。

就職してから103系目当てでよく通っていた京葉線。休日はその主役だった快速マリンドリーム号の、103系分割編成のみが運用に就けた勝浦・成東行きを、GM103系エボリューションキットをベースに作り直したものです。
ネットで教えてもらった塗り屋根の表現を採用したり、パイピングや各種表記・窓のステッカー類も細かく再現したりしたものです。
GMキット組みながらも、クモハ103には最近発売されたヘッドライトパーツも仕込み、綺麗にライトが光ります。

コロナウィルスにまつわる緊急事態宣言中のステイホーム期間中に作った車両。土日ずっと家にいた事もあり、着工から竣工まで2ヶ月と異例の速さで出来ました。
編成は、JR化後に茨城ローカルに閉じ込められ、水戸線で常用されていた頃の勝田電車区K565編成を採用。冷房スイッチが増設されジャンパ栓が3連化された401系由来の若番車のクハ401-25と、編成のクハを415系冷房車編成に供出された403系初期車からなる非冷房車の編成です。
模型はα-modelの111系・115系キットから組んだものです。高価なキットでしたが、その代わりに組みやすさとディティールはピカイチで、スッキリと組み上げることが出来ました。
初めての試みとして、車体妻面の検査表記もインレタとデカールを駆使して再現しました。
常磐線シリーズも、構想はまだまだ一杯あるので、来年以降も継続して車両を作りたいところです。

友人から譲ってもらった古いGMの板キットを丁寧(?)に組んだ、東武宇都宮線の8000系ワンマン車です。
東武8000系後期車の特徴である金属押さえの扉窓を、窓にモールドされたHゴムを削って再現するため、敢えて古いキットから作ったものです。
苦労したのは帯の塗り分けで、3回は塗装をやり直したことも、塗装やり直しの度に漬け込んでいたIPAの影響か車体が脆くなってしまったことも、出来上がった今となってはいい思い出です。
動力も鉄道コレクション動力に換装しましたので、小レイアウトでの活躍も期待できます。

こちらも古い製品の、KATOの「KOKUDEN」こと103系一般型を再塗装するなどして京浜東北線の6両編成に仕立てたものです。ツイッターでの「#KOKUDENくっきんぐ」タグの競作に便乗したものですが、ベースからあっさりと仕立てました。
半世紀前の古い製品で、車体側面のルーバーなど若干の省略や流用を手直しをしながら組み立てましたが、基本的なディティールが良いため、ベースは大きく手を加えることなく完成させることが出来ました。
この作品では、屋根と車体が分解できる点を活かして屋根雨樋のゴムを塗装で再現する等の新機軸を採用、屋根の塗装も先日JR西日本で出場した103系に合わせて行いました。
現代の水準に合わせるには、窓をはめ込み式にしたりする等の加工をした方が良いのかもしれませんが、10年以上前に同様の加工をした、手持ちの103系一般型と合わせて10両編成を組みため、敢えて製品通りの表現としたところです。それでも、編成にして走らせれば、昔ながらの京浜東北線が鮮やかに蘇ります。

あと、今年の我が家のビッグニュースといえば、17年間17.2万キロ乗り続けてきたインプレッサを新車のトヨタヤリスに買い換えたことでしょうか。
運転に慣れない家族に乗ってもらうため、オートマチックで安全装備てんこ盛りで、極め付けは自動駐車機能(アドバンスト・パーク)が決め手となりヤリス購入となりました。
納車から早速2000km以上も乗り、燃費も上々(遠出込みで普通に走ってもガソリン1リットルあたり25km以上走る)でご機嫌です。
 
来年こそはコロナを制圧しオリンピックも無事開催できたりと、世の中がちゃんと動くことを願いつつ、模型工作でもいろいろ作ったりやってみたりと今年以上に充実した1年を迎えたいところです。
 
改めまして、今年1年、弊ブログをご覧いただきありがとうございました。 
よいお年をお迎えください。

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