115系中間車の工作01-403系電車のリメイクその12021年07月24日 11:40

1ヶ月近く工作を休んでいましたが、4連休での休息も手伝って、そろそろ工作を再開します。
どんな車両だったら完成までモチベーションを保って持って行けそうか熟慮した結果、115系電車の中間車を2種類(初期型・1000番台)作ることにしました。
このうち初期型は、昔に組んだ403系電車をリメイクして作ることにしました。

1997年だから・・・今から25年近く前にGMキットから組んだ403系電車を一旦バラして、115系の中間車に仕立て直しします。
元のキットの前面表現が微妙に気に入らないこともあり、4両編成中3両を中間車2両に組み直すことにしました。
当時学生だった時期の組み立てですので、各所の組みや塗装はなかなかアレな仕上がりで、今見直して見ると噴飯物の出来です。窓ガラスはハミ出るくらいの接着剤で固めているので、剥がすのも一苦労です。
外した窓ガラスは再利用せず、買っておいてある新しいバルクパーツを使って仕上げることにします。
秋に塗装まで持っていければいいぐらいのスケジュール感で、気長に工作していきます。

115系中間車の工作02-403系電車のリメイクその2(車体の塗装落とし)2021年07月28日 20:15

仕事が少し落ち着いてきましたので、平日の夜も工作の方は少しずつ進めております。
115系の工作ですが、ベースとなる403系の車体から使わない窓ガラスとかディティールとかを撤去しました。

この後、車体を丸ごとIPA(イソプロピルアルコール、ホームセンターで売っているガソリン車用の水抜き剤)に浸けて、時間をおいたら車体表面の塗料を歯ブラシでこすって落とします。ここまではいつもの車両リメイクの際のルーティンです。
車体がプラスチック素地剥き出しの丸裸になりました。
ここから工作開始です。

115系中間車の工作03-サハ115初期型の工作その12021年07月30日 20:45

塗料を落としたモハ402とクハ401からサハ115を1両作ります。
前面・運転台周りと交流機器部は使用せず残りの部分を使用するため、使える部分を切継します。切継の際は使う部分を余裕を持って切ることがポイントです(今回の作例では窓柱の部分で切継ぎますので、両方とも窓柱が残るように車体を切断しました)。
昔のGMマニュアルに載っていた、レザーソーとマイターボックスを使って、接着された屋根と側板を丸ごと切っていきます。

切断面をヤスって寸法を合わせてから瞬間接着剤で接着。
瞬間接着剤が固まったのを確認してからパテ盛り。大きい隙間は瞬間接着剤とエポキシパテで、小さい隙間や段差はプラパテを盛っていきます。
この状態で放置してパテを乾燥させます。

パテが乾燥したら、電動ヤスリで研いで、隙間の埋まり具合をポスカで確認して、足りないところはパテ盛り・ヤスリ・ポスカを繰り返して表面を仕上げます。
お陰様で切継痕が目立たなくなりました。
あと、サハ115を作るには余計な表示灯(縦に2連連なっている表示灯の下側)を削っておきます。

115系中間車の工作04-サハ115初期型の工作その22021年07月31日 18:11

GMキットの111系・115系初期型のエラーとして、クハ・サハのトイレ反対側の窓の位置がモハと同じ(実車はトイレに合わせて若干窓が離れており、窓柱がその部分だけ太い)点があります。
そのため、窓の位置を0.5mmほど移動。0.5mm厚のプラ板で窓の片側の柱を埋め、その分外側に窓を削り広げます。115系初期型は窓四隅にRがあるため、これもパテ盛りで再現します。
パテが乾いたら車体表面をヤスリで削ります。

このサハ115は非冷房車で作る予定のため、反対側のトイレもトイレ下の点検蓋をパテで埋め、窓上の方向幕を削り落とします。

そんな訳で車体の水研ぎと屋根ベンチレータの孔明けが終わり、サハ115初期型の車体生地が完成しました。


引き続き、モハの工作です。。。